大学生らでつくるNPO法人「ボーダーフリー」は今年2月、高知市鴨部に学習支援教室「まなびのもんてくる」を開校した。経済的な事情などで学ぶ意欲を失う子供たちの学習指導に取り組む一方、県の特産品を使ったメニュー開発にも挑戦している。
学習支援と地産地消の取り組み
ボーダーフリーは、経済的・家庭的事情で学ぶ意欲や居場所を失った子供たちに寄り添う学習支援を目的に、大学生が主体となって全国で教室を運営している。高知の教室では、小学5年から高校3年までの約10人が通い、高知大や県立大の学生が講師を務めている。
教室名の「まなびのもんてくる」には、「いつか高知に戻ってきたいと思える場所になってほしい」という願いが込められている。
県産食材を使ったメニュー提案
学習支援にとどまらず、勉強が社会とつながっていることを実感してもらうため、イオンモール高知などと連携。県特産のナスやユズなどを使ったメニュー作りに取り組むことになった。
店舗に提出するメニューは子供たちの投票で決定し、「しゃぶ菜」ではユズを使った2種類のソフトクリームや南蛮味噌を使用した麻婆ナス、「ライズカフェ」ではオムライス、フルーツポンチ、シフォンケーキの計3品を提案する。
10月の提供と今後の予定
新メニューは10月にイオンモール高知で予定される地産地消イベント期間中に提供されるほか、子供たちがポスターを作製してPRにも関わる予定だ。教室運営に携わる高知大3年の和田夏香さんは「子供たちにとってメニューを考えるのは貴重な体験で、この機会に地産地消を学んでほしい」と話している。



