コロン、コロン――。越前焼で作られた風鈴が風に揺れるたび、耳に心地よい、柔らかく澄んだ音が鳴る。越前町の越前古窯博物館で、「越前焼『陶ふうりん』風が奏でる土の音色♪」が開催中だ。8月30日まで、館内にある古民家の廊下や軒先に色とりどりの風鈴が飾られている。
約15人の作家が手作り、3000個の風鈴が集結
越前焼作家ら約15人が約3000個を手作りしたもので、それぞれ形や色合い、音色が異なる。来館者は気に入った風鈴をその場で購入できる。福島市から訪れた渡辺駿介さん(33)は「風鈴の数と音に圧倒された。一つひとつ、個性のある風鈴から自分好みのものを探せるので楽しい」と笑顔で話した。
古民家の空間を活かした展示
展示場所は博物館敷地内の古民家で、廊下や軒先に風鈴が吊るされ、風が通るたびにさまざまな音色が響き合う。越前焼特有の土の温かみと、手作りの風鈴が奏でる涼やかな音は、訪れる人に夏の風物詩として親しまれている。



