牛骨ラーメン店が絵画コンクール、最優秀賞は1年無料券 鳥取・倉吉
牛骨ラーメン店が絵画コンクール、最優秀賞は1年無料券 鳥取

鳥取県倉吉市の牛骨ラーメン専門店「縁(えにし)」が、県中部の小中学生を対象にした絵画コンクールを開催している。最優秀賞にはラーメン1年間無料券を贈り、応募者全員に1杯無料券を進呈する。

店主が発案、絵画好きが高じて企画

企画したのは同市山根の「縁」。ちぢれ麺に熱々の牛骨スープがからむ味の評判が高く、店内はラーメン好きでにぎわう。

同市出身の店主・有福淳さん(51)は、小学生の時に図工の授業で先生に作品を褒められたのをきっかけに絵を描くのが好きになった。高校卒業後、兵庫県尼崎市の通信機製作会社に就職してからは、関西の美術館や百貨店で開かれる企画展などを巡って絵を鑑賞。約25年前に倉吉へ戻り、居酒屋などで働くようになってからも、松江市の島根県立美術館に企画展のテーマが変わるたびに足を運んだ。

2019年に倉吉市堺町で「縁」を開業し、昨年9月に現在地へ移転。店の入り口の壁にはラーメンを食べる女性の大きな絵が描かれ、店内にはルノワール作品などのレプリカを展示している。

テーマは「大好きな中部の風景」、10月14日まで募集

移転1周年の記念企画を考えていた時に「子どもの絵を店に展示したらお客さんもほっこりするのでは」とコンクールを思い立ち、テーマを「大好きな中部の風景」として今月から募集を始めた。山や海、川など中部の景色なら何でも良い。四つ切りか八つ切りの画用紙に水彩絵の具やクレヨンなどで描き、店に持参してもらう。1杯無料券はその時に手渡す。

小学生、中学生の各部で、それぞれ最優秀賞と、図書カード5000円分を贈る優秀賞などを有福さんとスタッフが選ぶ。最優秀賞の1年間無料券は受賞者本人に加え、同伴の保護者1人も利用できる。利用頻度は「1週間に1回」などを想定し、券を渡す際に説明する。

有福さんは「大人が思いつかないような大胆な発想で描いてほしい。見ている方が楽しくなるような絵を期待している」と応募を呼びかける。反響が大きければ来年以降も継続を検討する。

募集は10月14日まで。作品の裏面に学校名・学年、氏名(ふりがな)、保護者の電話番号、作品のタイトルまたは描いた場所を記す。問い合わせは「縁」へ。