鮮やかな色彩で動物を描く新居浜市在住の画家、石村嘉成さん(32)の個展「いきものだいすき―2026えひめ―」が18日、松山市の県美術館で始まった。新作を含む約500点が並び、来館者は生命力あふれる作品に見入っている。9月23日まで。
3年ぶりの地元個展、全国から集まるファン
石村さんの地元・愛媛での個展は3年ぶり。2歳で自閉症と診断され、高校3年の選択授業をきっかけにアクリル画や版画の制作を始めた。2023年の同館での個展には約5万5000人が来場。以来、兵庫、神奈川、広島、宮崎など各地で個展を開いてきた。
圧巻の代表作「Animal History」と新企画「The WALL 243」
展示室では、古代から現代へ連なる生き物を描いた全長26メートルの代表作「Animal History」がひときわ目を引く。243枚の作品を壁一面に飾った初公開の「The WALL(壁)243」など、色彩豊かな生き物たちが展示空間を埋め尽くしている。
来場者の声「ハンデを生きる力に変える作品からエネルギー」
石村さんの個展を毎回訪れているという大阪府松原市の保育教諭の女性(56)は「絵の動物たちの瞳は生命力に満ち、こちらが見つめられている感じがする。ハンデを生きる力に変えて制作する石村さんの作品から、たくさんのエネルギーをもらっている」と笑顔だった。



