りくりゅう婚約が「匂わせ叩き」にならなかった理由とは?ファンが証人になった背景
りくりゅう婚約が「匂わせ叩き」にならない理由とは

8月23日、フィギュアスケートの「りくりゅう」ペアが婚約を発表し、氷上でのプロポーズ写真が公開された。ネットメディア研究家で炎上ウォッチャーとして知られる城戸譲氏は、なぜこの婚約発表が「匂わせ」と叩かれなかったのかを分析している。

「匂わせ」の定義と受け手の役割

城戸氏によれば、そもそも交際を公表しないこと自体は「匂わせ」ではない。「匂わせ」と呼ばれるのは、関係を明言しないまま、同じ持ち物や料理、訪問先など“関係性の断片”を繰り返し発信する行為だ。受け手はその断片をつなぎ合わせて、交際の有無を推理することになる。

つまり「匂わせ」は、発信者の行為だけでは成立せず、受け手の解読作業とセットになって初めて生まれる現象だという。同じ投稿でも、読む側の構えひとつで意味が反転すると指摘する。

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叩かれるのは「上から目線」が透けたとき

自然とにじみ出る親密さと、交際をアピールしているように見える発信は同じではない。そこには「視座の違い」が存在し、言うなれば“上から目線”を感じさせるか否かが分かれ目だと城戸氏は言う。

これまで著名人の「匂わせ」をめぐる反応を幾度も見てきた城戸氏は、相手が芸能界に身を置いていた場合、ブログの家具や私物が交際の手がかりとして次々に関連付けられた例を挙げる。投稿者が本当に交際をほのめかそうとしたのかは本人のみぞ知るが、ファンからすれば「付いていく」という情報だけでなく「その人が誰に選ばれたか」という情報が見えると分析。何を成したかではないこの差は、著名人の恋愛に限らず、あらゆる自己紹介につきまとうとしている。

「りくりゅう」の関係は自然な「信頼関係の証し」

続くページでは、「りくりゅう」の関係がなぜ「信頼関係の証し」として受け取られたのかが詳しく語られている。城戸氏の分析では、「生きざまを晒した」からこそ、ファンは「探偵」ではなく「証人」となったという。

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