俳優の伊藤沙莉が主演を務める劇場版『虎に翼』の公開日が、2027年1月15日に決定した。岡田将生、森田望智らドラマ版キャストの続投に加え、南沙良、髙嶋政宏、内田有紀、松本幸四郎ら新キャストも発表された。法服姿の主人公・寅子を捉えたティザービジュアルも解禁されている。
ドラマ版チーム再集結、完全オリジナルストーリー
2024年に放送されたNHK連続テレビ小説『虎に翼』は、日本初の女性弁護士となり、後に女性初の判事、裁判所長も務めた三淵嘉子さんをモデルにした物語。主人公・猪爪寅子が、志を同じくする女性たちと道なき道を切り開いていく姿を描いた。
劇場版では、監督の梛川善郎、脚本の吉田恵里香、音楽の森優太、主演の伊藤らドラマ版のチームが再集結。完全オリジナルストーリーとして、ドラマでは描ききれなかった明律大学女子部時代の新たなエピソードと、現代へつながる寅子の“最後の事件”が描かれる。50年を超える朝ドラの歴史で、主演キャストが続投して映画化されるのは初めてとなる。
続投キャストと新キャストの顔ぶれ
ドラマ版からは、寅子の夫・星航一役の岡田、女学校時代からの親友で義姉の猪爪花江役の森田が続投。明律大学女子部の仲間である山田よね役の土居志央梨、桜川涼子役の桜井ユキ、竹原梅子役の平岩紙、崔香淑役のハ・ヨンス、涼子のお付き・玉役の羽瀬川なぎ、法学部時代の同級生・轟太一役の戸塚純貴も再集結する。
劇場版から加わる南は、寅子が教えるゼミの学生・南晴香役。明律大学の学生・比嘉恵文役を大城理樹、労働省婦人少年局の岩倉千鶴役を野呂佳代、日本経営者連合労務管理部門のトップ・大河原幸之助役を髙嶋が演じる。さらに、労働組合婦人部代表・恩田雅恵役で原ふき子、化粧品会社の広報本部長でキャリアウーマンを代表する瀬川良美役で内田、晴香の父で労働省政務次官の南幾次郎役で松本幸四郎が出演する。
ティザービジュアルとキャストのコメント
解禁されたティザービジュアルには、厳かな法服をまとい、脱いだ帽子を両手に持つ寅子の姿が収められた。裁判官を退官した後を思わせる佇まいと力強いまなざしが、彼女の挑む“最後の事件”を予感させる。
岡田は映画化について、「多くの方にこの作品、人物を愛してもらったからだと思います。映画化されると聞いた時、驚きとうれしさがじんわりと込み上げてきました」とコメント。「『虎に翼』チームにまた再会できるのは、この上なく幸せです。そして、寅子さんに会えるのが一番の楽しみでした」と喜びを語った。
森田は「『なんですって?!トラちゃんッ!?!?♡』。映画化のお話を聞いた時、思わずそう叫んでしまいました」と明かし、「大好きな『虎に翼』ファミリーのみなさんと、大好きな猪爪家のみんなと、また会えることが何より最高のプレゼントでした」と再集結を喜んだ。
新たに参加する南は、「長い時間をかけて紡がれてきた物語が、また別の形で続いていくことに胸が躍りました」と述懐。「これまで作品を愛してきた皆さんの記憶に、新しい一頁として残るよう、丁寧に向き合いました」と語っている。



