ディズニーシー25周年、ピザと接客に込めるキャストの思い
ディズニーシー25周年、ピザと接客に込めるキャストの思い

東京ディズニーシーのイタリアンレストラン「リストランテ・ディ・カナレット」で、料理と接客に情熱を注ぐ2人のキャストの姿が話題だ。ベネチアをモチーフにした街並みの中で、本格的なイタリアンを提供するこの店で、ピザ調理を担当する古江祐さん(32)と、ホールで接客を担う伊丹秀匡さん(24)が、それぞれの仕事への思いを語った。

温度計に頼らず、熱気で火加減を調整

古江さんは、300~400度の窯でピザを一気に焼き上げる。外はカリッと、中はモッチリとした食感に仕上げるのがこだわりだ。今では温度計に頼らず、窯との距離や熱気で火加減を判断できるという。

「ピザはシェアすることが多いので、どの一切れを食べても同じおいしさになるように心掛けています」と古江さん。焼き上がりが均一になるよう、具材の配置にも気を配りながらトッピングする。期間限定のピザなど、季節ごとに変わるメニューも楽しみの一つだ。

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ピザ担当になって10年以上になる古江さんは、「子どもたちが窯の前で立ち止まって『おいしそう』と声をかけてくれるとうれしいです。これからも、この釜でおいしいピザを焼き続けたい」と笑顔を見せた。

料理を100点以上の価値にする接客

ホールでは、伊丹さんが料理をテーブルに置きながら、丁寧に説明を添えていく。「ディズニーリゾートなので、ゲスト(来園客)のサービスへの期待も高いですが、それを少しでも超える接客をしたいんです」と意気込む。

伊丹さんは子供の頃から母親と週に2、3回パークを訪れていたディズニー好き。高校卒業後は飲食店で接客に携わっていたが、キャストになりたいという思いを捨てきれず、去年2月にパークに飛び込んだ。休日には客として店を訪れ、同僚の接客を観察するという。

「カリナリーキャストが心を込めて作った料理を100点以上の価値にするのが、サービスキャストの力」と伊丹さん。運河を望むテラス席へ料理を運び、料理の特徴を説明することも大切な役割だ。

ここでは食事も夢の世界と地続き。キャストの真心が一つ一つの皿に魔法をかけている。

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