NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で主人公の井伊直虎を演じた俳優・柴咲コウさんが6日、ドラマの舞台となった浜松市浜名区引佐町の「久留女木の棚田」を訪れ、綿花の収穫を体験した。市が「直虎」のPR活動を始めてから10年となるのを記念して行われた。
井伊家ゆかりの棚田で綿花栽培
久留女木の棚田は井伊家ゆかりの土地とされ、ドラマにも登場する。現在は、棚田の保全に取り組む「久留女木竜宮小僧の会」と、遠州織物を扱うブランド「HUIS(ハウス)」が、棚田の耕作放棄地で綿花を栽培し、遠州織物として製品化する取り組みを進めている。ドラマでも直虎が財政を立て直そうと綿花栽培を導入する場面があった。
「地道な作業を経て洋服に」と実感
この日、ハウスや同会の関係者の協力を得ながら、白い綿花を摘み取った柴咲さんは、「このフワフワの綿花が、人々の地道な作業を経て洋服などになっていることを実感した」と話した。
同会の鈴木一記・事務局長(61)は「洋服作りが農業から始まっていることを伝える機会をつくってくれた」と感謝していた。