お笑いコンビ「令和ロマン」のくるまが17日、都内で行われた映画『チルド』の初日舞台挨拶に登場。共演した染谷将太について「東京のお兄ちゃん」と表現し、自身が映画を作り始めた頃にオファーの仕方を相談していたことを明かした。
くるまが演じた役柄と染谷将太との共演エピソード
くるまは、コンビニで主人公・堺(染谷将太)と共に働く室田役を演じている。役柄について「これから観ていただくんで言えないことがたくさんあるんですけど」と前置きしつつ、「監督とは『バイト先にこういう先輩いるよね』っていうのを話し合って、教えていただいて、エピソードを交換し合ってできあがった、日本のバイト先の先輩の中心みたいな」と説明した。
また、くるまは染谷の演技について「自然に『何もない』というのを表現されている」と引き合いに出し、自身の役どころを「俗っぽい人間」と表現。「役なんですけど、やればやるほど虚しくなってきたというか。お芝居とはいえ、『本当に俗っぽいな』と思いながらやっていて」と回想した。これに対し染谷は「何とも言えない、ネチっとした(芝居)、それがたまらなかったです」と絶賛。くるまは「うれしいです」と喜んだ。
染谷将太の印象と「東京のお兄ちゃん」発言
染谷の印象を聞かれたくるまは、「僕なんかに優しく接していただいて。ちょうど映画を作り始めていたときだったんで、染谷さんに『オファーってどうするんですか?』とか『俳優さんになんてメールすればいいんですか?』とか聞いて」とエピソードを紹介。「それでオファーして映画が作れたので、染谷さんがお兄ちゃんといっても過言ではない……東京のお兄ちゃん」と語り、会場を笑わせた。
映画『チルド』のストーリー
映画『チルド』は、東京の片隅にあるコンビニ「エニーマート倉冨町7丁目店」を舞台に、副店長の堺(染谷将太)が学生時代から働き続け、20代のほとんどをこの店で過ごしてきた日常を描く。レジ打ち、品出し、廃棄処理、スマホゲーム、マッチングアプリ——ただ同じことを繰り返す毎日。コンビニというシステムの中でわずかな乱れも許さず店を支配するオーナー(西村まさ彦)のもと、新人アルバイト・小河(唐田えりか)が現れたことで店の均衡は静かに崩れ始め、やがてその歪みは静かに、確実に、コンビニを極限の空間へと変容させていく。岩崎裕介監督がメガホンをとった。



