NHK連続テレビ小説「おしん」や「はね駒」などのヒット作をプロデュースした小林由紀子さんが、6月3日に肺がんのため東京都内の病院で死去した。86歳だった。葬儀は近親者のみで営まれた。
「おしん」など数々の名作を手がける
小林さんは1960年にNHKに入局。ドラマ制作の道を歩み、プロデューサーとして連続テレビ小説「おしん」(1983〜84年)、「はね駒」(1986年)、「たけしくんハイ!」(1985年)などを手がけた。特に「おしん」は、明治から昭和を懸命に生きた女性の半生を描き、国内で平均視聴率52.6%を記録。海外でも放送され、世界的なヒット作となった。
女性初の番組制作局長に
1991年にはNHKで女性初の番組制作局長に就任。これは当時、放送業界における女性活躍の先駆けとして注目された。翌年にNHKを退局後は、フリープロデューサーとして活躍。後進の育成にも尽力した。
小林さんの死去を受け、関係者からは哀悼の声が相次いでいる。元NHKプロデューサーのA氏は「小林さんは常に視聴者を第一に考え、作品に情熱を注いだ。その功績は計り知れない」と語った。



