俳優の佐々木希が、4日に放送された日本テレビ系ドキュメンタリー番組『アナザースカイ』(毎週土曜23:00~)に出演し、13年ぶりに石川県・能登半島を訪問。デビュー当時の苦悩や、芸能界を辞めようと思っていた過去を告白した。SNSでは「若い時代を赤裸々に語れるのも、この透明感のある能登の景色があったからかもね」などの声が上がっている。
13年ぶりの能登で再会した母娘
佐々木が訪れたのは、2015年に公開された出演映画『さいはてにて -やさしい香りと待ちながら-』のロケ地である能登。約1カ月間滞在したという思い出の地は、震災の爪痕が残るものの、復興に向けて力強く進んでいた。
佐々木は「どうしても来たかった」と語る、当時撮影現場で炊き出しをしてくれた食堂の母娘と再会。ハグを交わし、今朝獲れたばかりの新鮮なお刺身定食を堪能した。女将は「希ちゃんが来ると聞いて、ずっと楽しみで」と涙ぐみ、佐々木も「ずっと来たかった。涙腺が…」と目を潤ませた。
また、映画のモデルとなった珈琲店も訪問。震災後はまだ再開できておらず、現在は被害の少なかった街中で営業しているという。地震による海底隆起で撮影現場だった海の風景も一変。海岸線でコーヒーを淹れ、映画をイメージしたブレンドコーヒーに「みんながほっとする味」と13年前を懐かしんだ。
「25歳で辞めると思っていた」デビュー当時の本音
絶景の灯台へ移動した佐々木は、デビュー当時を振り返り「秋田の田舎から出てきて東京に馴染めないと思った。忙しいし寝たいし…。どんな仕事も極められなくて受け身だった。中途半端な自分にイライラもした。失礼な態度を取ったりもした」と告白。「自分なんてって気持ちがあったかもしれない」と海を見ながら語った。
しかし、仕事が徐々に楽しくなり「今は続けたいっていう気持ちになってきている」と力強く述べた。映画で共演した永作博美からは「自分が信じたところは突き進んで、あとは捨てちゃえばいいよ」と励まされたという。最後に佐々木は「挑戦することを忘れずに、自分のやってることが誰かの幸せにつながっていれば、わたしの幸せにもなるし、そんな良い循環になれば…」と締めくくった。
SNSの反響と今後の活動
放送後、X(旧Twitter)では「なんだか見ていて涙が…」「能登ってまだ復興中でみんな頑張ってるんだな」「すごい自然が美しかった。だから希ちゃんも、これまで明かしてこなかったっていう気持ちを明かせたのかもしれない」といったコメントが寄せられた。番組はTVerで配信中。
佐々木希は1988年2月8日生まれ、秋田県出身。2006年に『週刊ヤングジャンプ』の「ギャルコンJAPAN」初代グランプリを獲得しデビュー。ファッション誌『PINKY』専属モデルを経て俳優としても活躍。2026年にデビュー20周年を迎え、10年ぶりとなるカレンダー『気まずいほど 佐々木希と目が合いすぎる日めくり』を6月9日に発売する。



