タレント・にしおかすみこの新著『ポンコツ一家 最後の2年』(講談社)が、9月16日に発売されることが決まった。認知症の母、ダウン症の姉、酔っぱらいの父を描いた「壮絶だけど笑って泣ける」家族と介護の物語は、第3弾にしてひとつの最終章と位置づけられる。
母の死がもたらした変化
これまでのシリーズとは大きく変わった点がある。母が2025年11月に亡くなったのだ。にしおかは「はじめに」で、「2020年、コロナ禍。千葉の実家、そこはちょっとした『ゴミ屋敷』だった。母の異変に気づき、まとまるはずのない家族の渦に飛び込み、溺れる。それでも経験を積み、私はより図々しくアップデートされた。だが、母姉父のアクの強さは、その進化を軽々と追い越してくる。自分ファーストを掲げながら、即座に白旗を振る。そんな矛盾だらけの日常。そして、2025年11月。母が逝った」と綴っている。
シリーズの背景
コロナ禍に久々に実家に帰宅したらゴミ屋敷のようになっており、大黒柱の母も明らかにおかしくなっていた。そこから認知症や介護、家族のことを赤裸々に綴った連載が書籍化され、共感を集めてきた。新刊では、2025年11月の母の死を経た「最後の2年」が描かれる。
目次に見る内容
目次には「ママ、しんじゃったの」「正月を二回」「節分の大バトル」「救急車とどんこ」「目印は一発屋」「パンツ三枚はいて」「ごみ箱のスイカ」「お姫様と大掃除」「障害者手帳と母子手帳」「こもりうた」「誕生日と料亭」「特効薬」「レンジ事件と家出」「ミステリーサークルと新品トイレ」「ゴミ出しって難しい」「絶体絶命」「オムツよありがとう」「夏の必需品」「折鶴職人」「カイゴホケン」「ママの誕生日」、番外編「香典ドロボー」、あとがきが含まれている。
読者への期待
にしおかは自身の経験をユーモアと涙で綴り、多くの読者の共感を呼んできた。新刊では、母の死という大きな転機を迎えた家族の姿が描かれ、シリーズの完結編として注目される。



