NHK、岸惠子さん追悼番組を発表 映画からラジオまで全4本の放送予定
NHK、岸惠子さん追悼番組を発表 映画からラジオまで

NHKは24日、8月7日に93歳で亡くなった岸惠子さんをしのび、追悼番組を放送すると発表した。1960年の映画『おとうと レストア版』から2019年放送の特集ドラマまで、全4本の番組を放送する。

特集ドラマ『マンゴーの樹の下で〜ルソン島、戦火の約束〜』

2019年放送の特集ドラマで、岸惠子さんにとってドラマ、映画を通じて12年ぶりの主演作となる。太平洋戦争の中で最も凄惨を極めたフィリピン攻防戦の渦中に、六千人以上の民間の日本人女性がいた。帰国の途を閉ざされた彼女らは軍の指示に従い、ルソン島内を北へと向かうが、多くはその旅の途中で命を落とした。辛くも生き残った女性たちが書き残した戦争体験をもとに描いたドラマで、ヒロイン凛子を岸惠子さんと清原果耶さんが演じる。

放送予定は、NHK総合で8月29日(土)深0時10分から1時23分まで。NHK ONEで同時・見逃し配信予定。

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『日曜美術館 日美50特別アンコール「私の出会ったダリ 岸惠子」』

半世紀の番組アーカイブスの中から、岸惠子さんの出演回(1995年)をノーカットでアンコール放送する。シュルレアリスムの画家として知られる20世紀スペインの巨匠ダリと交流があった岸惠子さんが、素顔のダリ、芸術家としてのダリ、人間ダリの魅力を語る。

放送予定は、NHK Eテレで9月5日(土)午後3時から3時40分まで。NHK ONEで同時・見逃し配信予定。

プレミアムシネマ『おとうと レストア版』(1960年)

巨匠・市川崑監督が幸田文の小説を映画化し、岸惠子さんと川口浩さんが美しくも悲しい姉弟愛を演じた文芸ドラマ。書斎にこもりきりの作家の父と、病床にあり、ひがみっぽい後妻の母。暗い家庭の中で家事をきりもりする姉のげんは、両親への不満から生活が荒れていく弟の碧郎に愛情をそそぐが、ある日、碧郎は結核で倒れてしまう。

撮影の宮川一夫とともに取り組んだ「銀残し」の色彩も印象的な日本映画史上の名作。放送予定は、NHK BSで9月29日(火)午後1時から2時39分まで。

『岸惠子さんをしのんで〜100年インタビューから〜』

100年後の日本人に「ことばの遺産」として残してきたBSのロングインタビュー「100年インタビュー」。岸惠子さんをしのんで、2009年5月に放送した回を再編集してラジオ版で届ける。国際派女優を支えてきた冒険心の源、そして、お互いが理解しあうことの困難と希望について深く伺った。聞き手は石澤典夫アナウンサー。

放送予定は、NHK AMで8月30日(日)午前8時5分から8時55分まで。

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