長野博、骨折しながらウルトラマンティガ撮影 バク転練習でアクシデント
長野博、骨折しながらウルトラマンティガ撮影 バク転練習で

俳優の長野博(53/20th Century)、吉本多香美(54)、高樹澪(66)、大滝明利(62)が10日、東京・荻窪の杉並公会堂で行われた『ウルトラマンの日 in 杉並公会堂』内の『ウルトラマンティガ30thプレミアムステージ』に出演した。1996年に放送され、30周年を迎えた同作のキャストが一堂に会し、当時の秘話を語った。

長野博、骨折しながらも撮影続行

長野はイベントで、『ウルトラマンティガ』第15話「幻の疾走」の撮影中に実際に骨折していたことを明かした。同話では主人公ダイゴが腕を怪我するシーンがあるが、長野は「本当に僕、骨折していたんです」と告白。その原因は、V6として歌った主題歌「TAKE ME HIGHER」の振り付けにあった。

「僕、バク転ができなかったんです。『TAKE ME HIGHER』という曲はバク転が振り付けに入っちゃって、バク転をせざるを得なかった。本番で何回か成功したけど怖くて楽屋で練習をしていたら変な腕の着き方をしてしまった」と説明。突き指だと思い、そのまま本番でバク転を続けたが、後に腫れて病院に行くと「ポッキリ折れていた」という。骨折はまさに撮影中だったため、チームは急遽、変身後のティガが左手を見て無事を確認するシーンを追加。長野は「特撮で左手を見るシーンを入れてくださった。現場にはご迷惑をお掛けしちゃったんですけど」と感謝を述べた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

キャスト集結に涙と笑顔

映画『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』(2000年)以来の集結となった4人。吉本多香美は「みんなと気持ちは同じ。この日を待っていた!」と大号泣し、「皆さんもいろいろありましたよね。だけど心の中にはいつもダイゴ、ティガがいたよね!どんなに、この日を待っていたか」と感慨を語った。大滝明利は「皆さん、ご無沙汰しております。この場に立てるのは皆さんのおかげです」とあいさつ。高樹澪は「本当に皆さんのおかげで私は女隊長という初めてのことをやらせていただきました。イルマを超える人は、まだいないと思う。私、高樹ですけど、あの時の高樹さんは別人です(笑)。あの作品はいいですよ!」と笑顔を見せた。

改めて30年という月日を振り返り、長野は「皆さんに支えていただけたからこそ、この場所に立てることができている」としみじみ。高樹が「しかし長野さんは老けないね」と驚くと、吉本も「時空を超えてる!」と続き、長野は「なかなか疲れが取れない」と久しぶりの再会とは思えぬ息ぴったりトークを繰り広げた。

幻のシーンや初代ウルトラマンの秘話も

大滝は撮影初日の香盤表を“大滝コレクション”として持参。集合場所や時間が記された貴重な資料に、長野も「俺も持ってないですよ!」と驚き。台本にはあるがカットされた幻のシーンも存在することが語られた。長野は「特撮が初めてだった。レーザーポインターで『この辺りに石像があります』『この辺にピラミッドです』みたいな。想像で芝居をして、実際に完成をしたものを見て『こうやって撮るんだ』となった」と懐かしんだ。

イベントは7月10日の「ウルトラマンの日」に、60年前にウルトラマンが初めて姿を現した『ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生』の開催地である杉並公会堂で実施。60周年を記念したステージイベントやシリーズの変遷をたどる展示、ウルトラヒーローによるグリーティング、グッズ販売などが行われた。また、『ウルトラマン』フジ・アキコ役の桜井浩子(80)や、現在放送中の『ウルトラマンテオ』光石イブキ役の岩崎碧(22)も登壇した。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ