作詞家や放送作家として活躍し、2016年に亡くなった永六輔さんの企画展に合わせ、山形市の「東ソーアリーナ」で12日、永さんと親交があった人々が思い出を語る追悼イベントが開かれた。イベント名は「六輔。七夕が命日。八大さんそして九ちゃんと再び出会って十年になりました。」と題され、永さんの長女でエッセイストの千絵さん、料理愛好家の平野レミさん、フリーアナウンサーの遠藤泰子さんの3人が登壇し、永さんとの思い出を語り合った。
平野レミさん、銀巴里での共演を振り返る
シャンソン歌手でもある平野さんは、銀座にあったシャンソン喫茶「銀巴里」で永さんと一緒に歌った思い出を披露。「永さんが入ると超満員。私のときはガラガラよ」と話すと、会場は笑いに包まれた。平野さんは永さんの人気ぶりをユーモアを交えて語り、観客を楽しませた。
遠藤泰子さん、ラジオ番組での共演を懐かしむ
長寿ラジオ番組「誰かとどこかで」で永さんとコンビを組んだ遠藤さんは、びっしりとネタが書かれた手帳を開いた永さんの姿を思い出し、「今日はどんな話をするのかと楽しみだった」と懐かしんだ。遠藤さんは永さんの入念な準備と、即興のトークの魅力について語った。
千絵さん、父の似顔に喜びと感謝
千絵さんは「最近は(父に)顔が似ているのがうれしくなってきた。各地を旅して回った幸せな人生だったと思う」と父をしのんだ。永さんの人生を振り返り、旅を愛した父の姿に感謝の意を表した。イベントは終始和やかな雰囲気で進行し、永さんを愛したファンにとって忘れられないひとときとなった。



