タレントの松村沙友理とゆうちゃみが29日、都内で行われたJA共済連『「防災旧聞」刊行発表イベント』に登壇した。共に大阪府出身の2人は共演も多く、ゆうちゃみは「お会いした時にいつも優しくて大好きな先輩です」と話すと、松村は「先輩でいいんですか?うれしい!さゆりんごは13歳のプリンセスなんですけど」と返し、笑いを誘った。
「防災旧聞」の取り組み
『防災旧聞』は国立国会図書館に収められた約150年分の新聞記事をもとに、47都道府県それぞれの災害の記録を紙面として編集したコンテンツ。夏の帰省シーズンに合わせて刊行し、ふるさとの災害の記憶を家族で話し合うことで、防災意識を高める機会の創出を目指す。
イベントでは大阪でも甚大な被害が出た1934年の「室戸台風」の新聞パネルが登場。松村は「こんなに被害があったのは知らなかった。最近も台風が来ている。過去の記事で現代にも生かされるんじゃないかと感じます」とコメント。ゆうちゃみは「インパクトがありますね。過去のリアルな状況を知ることができるのはすごくいい。これをきっかけに家族でお話するのもいいと思います。自分ごとにしていただきたい。これから何があるかわからないので備えておくことは大事だなと思います」と呼びかけた。
備え・防災アドバイザーの見解
備え・防災アドバイザーの高荷智也氏は「今、熊本でも大きな地震が起こったところですけど、365日毎日どこかで災害が起こっているわけではない。でも過去の記事はいくらでも遡ることができる。自分の地域に、この時期に、こういう災害が起こっていたんだとわかる。防災の話をする時に今起こっている災害をきっかけにすることも重要ですが、一方で過去の情報を遡ると『自分の地域でも起こっているんだ』と『この時期は、こういうことが起こりやすいんだ』となる。これだけ多くのデータの蓄積は貴重。防災を考えるきっかけとして過去を遡ることは大事ですし、有益なことだと思います」と述べた。
そのほか、アプリを使って防災知識のアップデートも行った。松村は「防災の話は難しくない。楽しみながら学ぶこともできる。周りの皆さんを守る意味でも、いつ起こるかわからない災害に対して備えるのは今日が1番早い。思い立った瞬間に話すのが大事だと思いました。防災について、皆さんも周りの方と話してもらいたいと思います」と語った。ゆうちゃみは「自分の大好きな人を守るためには、まず自分の命を守ることが最善。防災グッズ、防災知識を知っているだけで1つの命を救うかもしれない。今日をきっかけに防災グッズ、防災知識、防災アプリも体験していただきたいと思います」と締めくくった。



