夏の帰省で実感した母と犬の老い 漫画家・くらたまが綴る切なさ
夏の帰省で実感した母と犬の老い くらたまが綴る切なさ

透明度の高い海で泳ぎ、サワガニの唐揚げを食べ、花火を楽しむ——。漫画家のくらたま(55歳)が、毎年恒例の夏の帰省で愛するものたちの老いを実感した経験を綴った。帰宅後、海水まみれの犬を洗い、自身も風呂に入って一寝入り。昼前に起きて近所のパン屋でパンを買い、ランチの後、娘とともに母、妹、義弟、姪に別れを告げ空港へ向かった。

母の老化が気になる今夏

今年はいつもと違い、母の老化が気になった。父が亡くなった後、「今まで我慢していたやりたいことを全部やる!」という意気込みで習いごとや旅行に勤しんできた母だが、最近は自宅にこもりがちだという。「膝が痛くて」という理由だが、それだけでなく覇気そのものがしぼんでいるように感じたという。

再び帰省を決意

元気なときは顔を見ずとも安心していられたが、弱ってくるとそうもいかない。くらたまは「また近々帰省しよう」と、苦手な飛行機の中で思った。

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