シンガーソングライターのキタニタツヤがパーソナリティを務めるニッポン放送『キタニタツヤのオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週月曜27:00~28:30)が、6月29日深夜の放送で最終回を迎えた。キタニは「本日、最終回でございます!本当に端的に言って、イヤッホー!」と手を叩きながら声を上げ、約2年3カ月にわたる番組を爽やかに締めくくった。
番組終了の理由と率直な心境
キタニは「精神や体力面でも、なかなかの負荷」「鼻の手術にともなう音楽活動の休止」という理由で、6月末での番組終了を事前に発表していた。最終回の冒頭で「イヤッホー!」と叫んだ後、「明日からどうしよう?なんか、ずっと別れられなかった彼女と別れたあとみたいな感じ(笑)」と率直な気持ちを語った。
ひろゆきとの感動の対面
この日の放送では、隣のスタジオで『山田裕貴のオールナイトニッポン』に実業家の西村博之氏(ひろゆき)がゲスト出演していた。キタニは「隣のスタジオに、僕のパパがいます」と話し、「ひろゆきさんは、ニコニコ動画を作った偉人の1人。つまり、あなたがいなければ、私はこの世に生を受けてない」「ニコニコ動画がなければ、ボカロPで音楽を発表しようと思うことすらなかった」と熱い思いを吐露した。放送前にはあいさつに行ったそうで、「本当に10センチの距離にパパがいた!ニコニコ超会議かと思っちゃった」と大興奮。「“好きです”って言いました(笑)。パパは、“おつかれさまでした”ってやさしい言葉を……。うれしかったですね」とはにかんだ。
W杯裏番組に自虐
さらに、この日はFIFAワールドカップ2026の決勝トーナメントが生中継されており、「最終回の裏で、日本がブラジルと試合してます。こんなラジオは誰も聴いていません(笑)」と自虐気味。コントロールルームのスタッフたちも試合に熱中しているようで、「スタッフ連中が、“ああ~!佐野海舟~!”みたいに言ってたんで。アイツらも、俺のラジオは聴いてなくて……」とブツブツ。「マジでみんなソワソワしてるんだよ。まあ、もういいよ」とショックを受けつつ、「僕はやるべきことをやるだけ。俺の華の最終回が、日本代表の真裏でしょ?やってやろうじゃん!ワールドカップを見ないで、ラジオやる」と気合いを入れた。
通常進行からサプライズへ
その後は通常通りの内容で番組を進行したキタニ。エンディングでは、週替わりパーソナリティが出演することを明かし、「あの人が……。俺は知ってんだけどな~。言っていいか?あと40秒でしょ?」と含み笑いしながら、「まあ、いいか。最後は楽しく終わろう。ということで、ここまでのお相手はキタニタツヤでした!」と、約2年3カ月続いた同番組をサッパリ締めくくった。
番組の歴史と今後の展開
キタニタツヤは、2024年4月から2025年3月まで『キタニタツヤのオールナイトニッポンX』、2025年4月から『キタニタツヤのオールナイトニッポン0(ZERO)』を担当。2024年3月14日の記者会見では、「自分の音楽を知らない人にも、自分のくだらない話を聴いてもらえるっていうのは、非常に気持ちがいいものですので(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑顔を浮かべつつ、「精一杯楽しく、でかい声でしゃべっていきたいなと思っておりますので、皆さんの暇つぶしに、生活の一部になれたらいいなあというふうに思っております。一年間よろしくお願いします」と意気込みを伝えていた。
『オールナイトニッポン0』は、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で放送と同時に映像でも配信中。放送後には「17LIVE」限定のアフタートークも配信されている。



