KEY TO LIT、有明アリーナで約1万5000人魅了 今冬CDデビュー前最後のツアー東京公演
KEY TO LIT、有明アリーナで1万5000人魅了 デビュー前最後のツアー

STARTO ENTERTAINMENTのジュニアグループ・KEY TO LIT(岩﨑大昇、井上瑞稀、中村嶺亜、猪狩蒼弥、佐々木大光)が23日、有明アリーナで『KEY TO LIT Arena Tour 2026 NEO CLASSICS』東京公演を開催した。17日に今冬のCDデビューがサプライズ発表されたばかりの5人が約1万5000人のファンの前に立ち、グループが掲げる“NEO CLASSICS”な世界観で魅了した。

炎と扇子で祝祭の幕開け

オープニングでは「奇天烈」のネオンが赤く輝き、1曲目の「Act‐Show」からツアーバックジュニア10人を引き連れ、炎が噴き上げるなか躍動。「海外の毛虫」(佐々木)のようなド派手コートに袖を通し、メンバー紹介曲「KITERETSU FIRE」では扇子を振り回して大暴れした。猪狩の鮮烈なリリックに呼応するように、ファンもペンライトを八の字に振り回し、ちびっこジュニアたちも加わって一体感が増した。総勢36人による祝祭の始まりを告げた。

井上は「最高のライブにしようぜ!」と呼びかけ、中村は「いちゃいちゃする準備はできてますか!」と照れゼロでアイドルとしての本領を発揮。ジャズコーナーでは、佐々木の軸がありながらも軽やかなダンスが目を奪うなか、ハットをかぶった5人が花道で東山紀之(少年隊)「Be COOL」を披露。息の合ったジャケットプレイで圧倒すると、岩﨑の柔らかく芯のあるボイスがアカペラで響く「華麗なる逆襲」(SMAP)へと続いた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

コントや新曲発表で快進撃

中盤には、ハライチ・岩井勇気が脚本を務めたコントが登場。岩﨑の美声を活かしたシュールな内容に、大きな拍手と歓声が沸き起こった。夏メドレーでは「罪と夏」(SUPER EIGHT)や「SUMMER TIME」(NEWS)に乗せてトロッコでファンのもとへ。会場には「デビューおめでとう」と描かれたうちわが多く見られた。

新曲「Never Fade Love」で前半を締めくくると、MCでは公開記者会見を開催。初めての体験ということで写真撮影の間、どこかぎこちない5人は「KITERETSU FIRE」のBGMをリクエストした。会見では10月からテレ東でレギュラー番組「キテレツキテル!」の放送決定を発表するなど、快進撃は止まらない。

ユニットコーナーからラストスパートへ

後半はデビュー発表の場である増上寺のイベントでも披露した「KEY 2 LIGHT」から。ユニットコーナーでは、岩﨑、猪狩、佐々木によるジャズカバー曲「Mack the Knife」を英語詞で歌い上げると、伝統的な劇場のような空気に包まれた。中村と井上がネコになりきる「猫中毒」では花道で障害物競走を実施し、余裕だったはずの井上が中村に一本取られる結末で笑いを誘った。

「Triangle」(SMAP)ではミラーボールが青く美しい星となり、オレンジの灯火を抱えたジュニアたちが会場を照らした。井上の静かで澄んだ声が会場を包むなか、中村が「世界中の人が平和と愛で包まれますように」と伝え、「Never My Love」では大量のウイングハートが舞った。

ラストスパートでは「講談×タット×電飾」という組み合わせで和の世界観を表現。奇っ怪なグリーンマスクで顔半面を覆いながら、三味線、太鼓、扇子など小道具も交え、事務所に継承されてきた“和”というコンセプトを独自の解釈で昇華させた。「ツキヨミ」(King & Prince)ではシンプルなライティング、衣装とダンスで直球勝負を見せた。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ

佐々木と猪狩が振り付け担当の新曲も

佐々木と猪狩が振り付けを担当した新曲「HIT THE DRUM」では、5人のポテンシャルの高さ、多彩さを見せつけるハードなダンスナンバーに会場の温度も一段と高まった。猪狩が「ラストスパート!ぶち上げろ!」と気炎を上げ、佐々木も「有明!そんなもんじゃないだろ!全員でぶちかますぞ!」と鼓舞。猪狩は「俺たちを見ろ!俺たちがKEY TO LITだ!」と叫んだ。

メンバー5人がCDデビュー決定を経てファンの前に立った今の心境を一人ずつ語り、ラストはオリジナル曲「WAKE UP THE FOOL」を歌唱。センターステージで肩を組みながら飛び跳ね、最高のひとときを噛みしめた。

アンコールでは定番となったファンとの「きーて!おねがい!」とコールに応えた5人が再登場。「Never Fade Love」を再び歌唱しながら別れを惜しんだ。去り際、この日誕生日を迎えた岩﨑が「みんな、お祝いしてくれてありがとう。愛してるよ」という渾身の“デレ”を見せ、大歓声を浴びながら幕を閉じた。

この日は約2時間30分強でオリジナル楽曲全31曲(メドレー含む)を披露した。ツアー全体では5都市21公演で約23万8000人を動員。今冬のCDデビューを前にジュニア最後のアリーナライブを駆け抜ける。