東京・吉祥寺で映画館やライブハウスとして親しまれた「吉祥寺バウスシアター」の創設者、本田拓夫さんが10日に死去した。82歳だった。本田さんがプロデューサーを務めた映画『BAUS 映画から船出した映画館』の公式Xや配給会社boidが12日に伝えた。
「映画とともに生きた映画屋一家の物語」
サイトでは「去る8月10日、私たちの映画のプロデューサーであり、何よりも吉祥寺バウスシアターの館主でありました本田拓夫さんが、82歳にて永眠いたしました」と伝えた。
「2014年、多くの方に惜しまれながらその歴史を閉じた吉祥寺バウスシアター閉館後も、本田さんは、映画とかかわり皆さまと映画の喜びを分かち合うことを心から愛していました。『PARKS パークス』『BAUS 映画から船出した映画館』という、吉祥寺を舞台にした2本の作品は、その情熱なしにはあり得ない作品でした」と続けた。
スタッフの思いと今後の願い
「映画とともに生きた映画屋一家の物語を作りたいという本田さんの強い思いは、私たちスタッフ一同にとっても心の支えでもあり、私たちにとっての映画への思いを奮い立たせるかけがえのないものでした。生前に賜りましたひとかたならぬご厚誼に、スタッフ一同、心より感謝申し上げます」とした。
最後に「『PARKS パークス』『BAUS』という2本の作品が多くの方の心と記憶に深く残り、さらに新しいバウスシアターがそこから生まれてくることを願っています」と結んだ。
この映画では、本田さんがプロデューサーを務め、本田さんをモデルにした人物も登場している。



