藤井聡太王将戦4連覇で永世王将資格獲得、羽生九段に並ぶ
藤井聡太王将戦4連覇で永世王将資格獲得

将棋の第74期ALSOK杯王将戦七番勝負第6局が2月11日・12日、東京都立川市の「オーベルジュ オークラ」で行われ、挑戦者の羽生善治九段(54)に先手の藤井聡太王将(22)が勝利。藤井は対戦成績4勝2敗で防衛し、4連覇を達成した。これにより、藤井は永世王将の資格を獲得。史上6人目の永世称号保持者となり、羽生九段が持つ永世王将の資格に並んだ。

激戦を制した藤井、終盤の逆転

本局は藤井の先手で開始。序盤から中盤にかけては羽生がリードを奪い、終盤に入っても羽生有利のまま進行した。しかし、藤井は粘り強く指し続け、羽生のミスを誘って逆転。最終的には藤井が勝利を収めた。藤井は「厳しい局面が続いたが、最後まであきらめずに指せたのがよかった」とコメント。羽生は「中盤まではうまくいっていたが、終盤で踏み込みが足りなかった」と振り返った。

史上最年少での永世王将達成

藤井は22歳での永世王将獲得となり、これは史上最年少記録。これまでに永世王将の資格を得たのは、大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、米長邦雄永世棋聖、羽生善治九段、そして現在の藤井の5人。藤井はこれで公式戦のタイトル獲得数を8期とし、うち王将戦は4期連続となった。また、藤井は現在、竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖の8冠を保持している。

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羽生九段の挑戦、歴史的対決の行方

羽生九段は今期、A級順位戦で復活し、王将戦の挑戦権を獲得。藤井との対戦は今回が通算3度目で、過去2度はいずれも藤井が勝利していた。今シリーズは羽生が第1局を制するなど、一時は2勝2敗のタイに持ち込む健闘を見せたが、藤井が終盤で勝負強さを発揮し、連覇を決めた。藤井は「羽生九段から学ぶことが多く、毎局が勉強になった」と敬意を表した。

将棋界の新たな時代

藤井の4連覇により、将棋界では若手の台頭が加速。一方で、羽生九段は50代を迎えてもなおトップクラスで戦い続けており、その存在感は揺るがない。今後の両者の対戦がどのように展開するか、注目が集まる。

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