お笑いコンビ・フットボールアワーの岩尾望さん(49歳)が、人生で初めて手に入れた高級時計はロレックスの「ヨットマスター」だ。これまで時計に無関心だった岩尾さんが、49歳にして時計の世界に足を踏み入れたきっかけは、通っている美容院に置かれていた時計雑誌だった。
美容師との会話がきっかけで時計に興味
岩尾さんは「よく行く服屋で買ったデジタル時計や、初期のApple Watchなどは持っていたが、ちゃんと興味を持って買い始めたのは2年くらい前から」と振り返る。それまでは高級時計を手にした高揚感が分からず、他人の時計にも無関心で、時計を買ってもすぐ失くしていたという。
転機は通っている美容院で偶然手にした時計雑誌だった。美容師から「良い時計は価値が下がらない、逆に上がることもある。ロレックスなら1本くらい持っておいても良い」と言われ、その言葉が頭に残った。家に帰ってネットや雑誌で調べるうちに徐々に興味が湧き、ロレックスの店舗へ足を運んだ。
「サブマリーナやエクスプローラー、デイトナなどの王道モデルは知っていたが、あえて避けたいと思い、違ったイメージの時計を探していた」という岩尾さんは、ヨットマスターの雰囲気に惹かれて購入を決意。モデルの歴史などは知らず、直感で選んだという。
コレクションの始まりと現在の愛用時計
ヨットマスターをきっかけに、次々と時計を買い足すようになった岩尾さん。しかし1本目のヨットマスターは高価だったためほとんど使わず、2本目として気軽に使えるステンレスブレスレットの「エクスプローラーⅠ」を購入した。現在も時計をつけ忘れて外出することがあるという。
M-1初年度の惨敗と再起
岩尾さんは、相方の後藤輝基さんとフットボールアワーを結成して2年目に出場した第1回M-1グランプリ(2001年)で、決勝で惨敗した経験を語る。「大阪の劇場ではウケていた漫才が、全国ネットの生放送でまったく通用しなかった」。特にダウンタウンの松本人志さんと島田紳助さんから50~60点という低得点をつけられ、「芸人として失格と言われたようなもの」と落ち込んだという。
しかし、劇場の定期的な出番があったためネタを作り続け、「もう1回あの場所に立ってちゃんと評価されたい」と奮起。ネタの作り方を変え、第2回M-1では2位に入賞。松本さんと紳助さんから80点台の高得点を獲得し、翌第3回(2003年)で優勝を果たした。



