麻雀女流リーグ2027の公式実況を務める筒井大輔氏が、自身の実況スタイルについて語った。実況をゲーム全体で考え、視聴者に未来を予感させる布石を散りばめることで、終局後の爽快感に繋げる手法を採用している。
布石が活きた東4局のシーン
2026シーズンのレギュラーシーズン第9節グループ9の2回戦。対戦者は冨本智美、眞衣子、中月裕子、水越ひろかの4人で、解説には逢川恵夢、岡田智子の2人が入った。東4局でトップに立っていた親の水越がリーチをかけた場面で、中月が5ピンを押したところから布石が始まった。
逢川が中月のプレースタイルや対戦の難しさを語り、筒井氏は中月の決定戦での勝率が高いという情報を加えて中月の強さを補完。その局は中月が水越から満貫を直撃し、筒井氏は「This is 中月ですね、これが」とコメントを付けた。
オーラスで活きた布石
オーラスを中月はトップで迎えたが、眞衣子、水越と3人競りの状況。中盤でピンフのみのヤミテンを中月が入れると、すぐに眞衣子からリーチが入る。直後に持ってきた危険牌を中月は少考で押し、直後に眞衣子が中月のあがり牌を掴んで決着した。
ここで東4局に打っておいた布石が活きた。筒井氏は眞衣子がアガリ牌を掴んだ瞬間に「This is!This is!!This is 中月裕子!!」と絶叫。中月のプレースタイルを東4局でフォーカスしていたからこそ、この場面がより引き立ったという。
決め台詞はJリーグ監督の名セリフから
「This is~」のワードは、水戸や清水で監督を務め、26-27シーズンにジュビロ磐田の監督に就任した秋葉忠宏さんの名セリフのオマージュ。筒井氏は日頃からあらゆるジャンルのエンタメに触れ、言葉を探す習慣を活かしたと述べている。



