コミックシーモア、読切特化レーベル「モアコミegg」誕生 年4回配信で新人発掘
コミックシーモア、読切特化「モアコミegg」誕生

電子書籍ストア「コミックシーモア」を運営するNTTソルマーレは、同社のシーモアコミックス編集部発足15周年を記念し、一話完結の読切作品に特化した新レーベル「モアコミegg」を立ち上げた。初回作品として3作品を7月20日からコミックシーモアで独占先行配信しており、レーベル誕生を記念したキャンペーンも同時開催中だ。

8つ目のレーベル、読切に特化した理由

「モアコミegg」は、シーモアコミックスとして8つ目となるレーベル。これまで連載作品を中心に展開してきた編集部が、読切作品に特化した新レーベルを新設することで、マンガ文化の活性化と次世代作家の発掘・育成を目指す。同レーベルでは、少女、女性、少年、青年、TL、BLとジャンルを限定せず幅広い作品を展開。すでに活躍する作家だけでなく、商業デビューを目指す新人にとっても挑戦しやすい創作の場として位置付けている。

配信は年4回を予定し、国内ではコミックシーモア、海外では電子書籍サービス「Mangaplaza」で独占配信する。連載作品のように「第1話無料」「3話無料キャンペーン」といった施策が使えないため、広告の活用方法や配信の仕方などを一から考え直す必要があったという“読切特化”の同レーベル。多くの部署を巻き込みながら実現にたどり着いた。

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担当編集者「読切ならではの発想の熱さを届ける」

担当編集者は「シーモアコミックス発足15周年を迎え、電子マンガの表現を広げる新レーベル・モアコミeggを立ち上げました。テーマは『読切』。これまで展開が難しかった一話完結作品に特化し、読切だからこその発想の熱さを読者の方に届けます」とコメント。「新たな才能と物語が集まるモアコミeggにぜひご注目ください」と呼びかけている。

創刊第1弾3作品、多彩なジャンルで読切の魅力を発信

創刊第1弾として配信されるのは、LOVE麦茶氏によるファンタジー作品『やけくそ勇者ご一行』、穂鷹にか氏によるBL作品『抱けっ!!』、鬱野紫苑氏による青春ドラマ『怖がりな君へ』の3作品。それぞれ異なるジャンルで読切ならではの魅力を打ち出す。

『やけくそ勇者ご一行』は、魔王討伐を目前に仲間たちが武器を入れ替えるという奇想天外な展開を描くファンタジー。LOVE麦茶氏は「『やけになること』はマイナスなイメージを持たれることが多いと思います。ただ、そのパワーがあったからこそ普通なら踏み込めない領域にも辿り着けることだってあるはずだろうと考え、それを私なりに尊重した漫画にしてみました」と作品に込めた思いを語っている。

『抱けっ!!』は、交際を始めた恋人との距離を縮めたい主人公を描くラブコメディ。穂鷹氏は「妄想と現実のギャップを楽しんでいただけるよう、テンポの良い掛け合いを意識して描きました」とコメント。『怖がりな君へ』で、自分を見失いかけた高校生の心情を描く鬱野氏は「自分を忘れかけている誰かへの助けやお守りのような漫画になれれば幸いです」と、それぞれの個性が光る作品に作者がメッセージを寄せた。

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