公益財団法人「京都服飾文化研究財団(KCI)」(京都市下京区)は、収蔵品展「装いを彩る―18世紀貴族女性の服飾小物―」をKCIギャラリーで開催している。入場無料。会期は8月7日までで、土日祝日は休館。
貴族女性のドレスや小物約20点を展示
18世紀の欧州で宮廷に出入りする貴族の女性たちが身につけたドレスや靴、扇などの小物約20点が並ぶ。胸元に装着する三角形のストマッカー(胸当て)は、色とりどりのビーズや縫い取り、レースで華やかに装飾されている。かかと部分が露出した靴「ミュール」には、中央に赤いカーネーション、周辺とつま先にスミレ、履き口に草花の細やかな刺しゅうが施されている。
人目に触れにくい部分にも装飾
太もも丈の靴下がずれないように装着するガーター(靴下止め)にはガラスのビーズが、取り付け型のポケットには草花の縫い取りがそれぞれ施されている。担当学芸課の木下ミルテさんは「細部はもちろん、人目に触れにくい部分まで彩った当時の美意識を見てほしい」と話している。
問い合わせはKCI(075-321-9221)まで。



