山口DC秋から本格始動、国宝の刀やレールサイクルなど250超の企画
山口DC秋から本格始動、国宝の刀やレールサイクルなど250超の企画

JR各社や県などによる大型観光企画「山口デスティネーションキャンペーン(DC)」が10月に始まるのを前に、村岡知事とJR西日本は24日、国宝の刀の公開など観光事業の全体メニューを発表した。同席した美祢市出身の切り絵画家・久保修氏による「5連ポスター」も披露された。

多彩な企画、国宝や酒蔵、美祢線の体験

DCでは、250超のメニューが用意されている。岩国市の柏原美術館では徳川家康が愛用した刀、国宝「稲葉江」が限定公開される。酒蔵を巡って「ご酒印」を集めるイベントは、3種類をそろえると抽選で地酒が当たる。玄関口となるJR新山口駅には、飲み比べコーナー「酒酒ポッポ」を設ける。

豪雨災害で運休中の美祢線では、電動自転車を使って線路を走る「レールサイクル」と、エンジン付きのカート乗車を体験できる。長門市の長門湯本駅発の往復2・4キロとなる。厚狭駅からは、人気の道の駅「センザキッチン」間にバスを走らせる。

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周遊パスやメッセージ、ポスターも

各地に足を運んでもらうため、周遊パスも発売する。県内のJR在来線などの公共交通が3日間乗り放題で、秋芳洞などの観光施設の入場券などもセットになる。価格は5000円(小学生以下は半額)。

卓球女子の五輪メダリストで山口市出身の石川佳純さん(33)のメッセージ動画も紹介。石川さんは「『福』に彩られた『万福の旅』を楽しんでいただけたらうれしいです。この秋はぜひ山口へ。おいでませ!」と呼びかけた。

ポスターは岩国市の錦帯橋や萩市の旧城下町の風景などの5種類で、全国のJR主要駅に掲示される。久保氏は現地で時間をかけてスケッチをし、「感じたものを描いた」と説明。「足を止めてじっくりと見てもらう表現になっている。スマートフォンで写真を撮ってもらい、家族で『山口に行こうよ』となれば」と期待した。

目標は976万人超

県は12月までの期間中、昨年のプレDCより8%多い976万人を超える観光客数を目標にしている。村岡知事は「歴史や自然、温泉、食など様々な楽しみ方ができるのが山口の特長だ。各地の魅力を感じてもらいたい」と話した。

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