静岡県藤枝市若王子の市郷土博物館・文学館で、特別展「日本のおもちゃ博覧会」が開かれている。明治から平成に至る日本の玩具の歴史を、約1300点の展示品を通じて振り返ることができ、多くの来場者でにぎわっている。会期は8月16日まで。
日本の玩具産業の歩みを一望
日本では明治以降、おもちゃ産業が急速に発展。特に昭和の高度経済成長期には、新しい玩具やゲームが次々と登場し、市場は活況を呈した。本展は、同館が国内の玩具の足跡をたどろうと、日本玩具文化財団(東京都)や静岡の郷土玩具愛好家団体「日本雪だるまの会」などの協力を得て実現した。
郷土玩具からキャラクターグッズまで
会場では、張り子の首振り虎、凧、お面、こけし、羽子板などの郷土玩具を紹介。さらに明治以降のおもちゃを時代順に並べ、明治から戦前まではカルタやすごろくといった伝統的な玩具が並ぶ。戦後は、「オバケのQ太郎」「ウルトラマン」「美少女戦士セーラームーン」など、漫画やテレビで人気を博したキャラクターやヒーロー、ヒロインの人形が展示されている。
ボードゲームから家庭用ゲーム機まで
1960年代に登場し長年愛される「人生ゲーム」などのボードゲームや、1980年代に発売された「ファミリーコンピュータ」といった家庭用ゲーム機も展示。平成に誕生し現在も人気の「ベイブレード」(ベーゴマの現代版)なども紹介され、子どもの遊びの大きな変化を実感できる。
同館の担当者は「明治時代以降、日本のおもちゃは進化が著しい。技術の高さや種類の多さを感じてほしい」と話している。
開催概要
原則月曜休館。開館時間は午前9時~午後5時。観覧料は高校生以上500円、中学生以下無料。問い合わせは同館(054-645-1100)へ。



