栃木県は8日、全国の美術館や博物館などの人気キャラクターを選ぶ「ミュージアムキャラクターアワード2026」で、土偶をモデルにした県立博物館の「みーたん」が初のグランプリに輝いたと発表した。同博物館の投票の呼びかけが実った形で、関係者からは喜びの声が上がった。
縄文時代の土偶がモチーフ
みーたんは、栃木市の後藤遺跡で出土した縄文時代晩期の「ミミズク土偶」がモチーフで、紀元前800年頃に生まれた約2800歳の女の子。明るくて優しいが少しおっちょこちょいな性格で、好きな食べ物が栃餅、趣味は縄文時代の編み物「編布(あんぎん)」という設定だ。
最多得票で栄冠
アワードは美術館や博物館への関心を高めようと、情報サイト「アイエム(インターネットミュージアム)」が2010年から実施。みーたんは11年に初参加、再エントリーが可能になったため、18年からは毎年挑戦してきた。これまでは24年の3位が最高だった。
県立博物館は、広く投票を呼びかけるため、館内に投票サイトのQRコードを貼り、夏休みの出前授業でも周知してきた。SNSでも地道に発信を続け、今年、応募のあった全国74館の中で、3万2223票の大会史上最多得票でグランプリに輝いた。
受賞の喜びと今後の予定
受賞を受け、博物館の担当者は「代々受け継がれてきた取り組みが実を結んだ」と喜んだ。今月下旬~10月上旬に表彰式などを開催する予定という。



