那賀川で夕暮れSUP復活、阿南の団体が3年ぶり再開
那賀川で夕暮れSUP復活、阿南の団体が3年ぶり再開

阿南市で水上アクティビティーを提供する団体が、市内の那賀川で夕日を見ながら楽しむ「夕暮れSUP」を3年ぶりに復活させた。観光資源としてPRしている。

3年ぶりの再開、体験会を実施

7月10日夕、SUPイベントの本格的な再開を前に、市職員ら4人が体験した。「風が涼しい」「川面に映った夕日がロマンチック」といった声が上がった。那賀川の下流はゆったりした流れで川幅も広い。

参加者はライフジャケットとボードと足をつなぐ「リーシュコード」を着用し、河川敷からボードに慎重に移った。最初は慣れるため、座りながらゆっくりパドルを動かし、その後に立ったり、寝転んだりして山に沈んでいく夕日を眺めていた。

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観光資源としての期待

市観光交流課の移住促進コーディネーター西内花蓮さん(31)は「夕方で日焼けも気にせず、楽しむことができた。市の名物になればうれしい」と話した。

団体は阿南市の「4CORNER」。メンバーの篠崎健司さん(24)と佐藤愛香さん(36)は、同市の地域おこし協力隊として活性化に取り組んでいる。

同市には「日本の渚百選」に選ばれた北の脇海岸などサーフスポットが点在しており、市は2019年に「阿南SUPタウンプロジェクト」を始動。20年からは市主催の競技会を開催するなど力を入れてきた。

しかし、那賀町にある艇庫からボードを運搬する人員の調整ができず、23年から中止していた。2人は「波がない川は初心者でも挑戦しやすく、夕焼けの景色は魅力」と感じて再開を決めた。

篠崎さんは「川の水質は良く、活用されていないのはもったいない。県外の観光客に加え、市内の人にも地元の魅力を再認識してもらいたい」と期待する。

開催概要と申し込み方法

夕暮れSUPは7月11日から一般向けに開始し、9月末まで申し込みがあれば対応する。大京原橋付近の下流域で約1時間行い、対象は3~70歳。料金はいずれも税込みで大人4500円、高校生以下は3500円。ボードやパドル、ライフジャケットは団体が用意する。

申し込みは団体のホームページの専用フォームか、公式インスタグラムのダイレクトメッセージから。問い合わせは団体(050・3690・2190)。

SUPとは

SUPはスタンドアップパドルボードの略。米・ハワイ発祥で、大きめのサーフボードの上に立ち、海や川をパドルを使って進む。県内の川では、三好市の吉野川や徳島市の新町川でも体験できる。

記者も初体験

記者もSUPを初体験した。最初はバランスを取るのがやっとだったが、経験豊富なインストラクターがコツを教えてくれた。慣れてくると立ち上がれるようになり、景色を楽しむ余裕が出てきた。夕方なのでそこまで暑さは感じなかった。仕事終わりや休日のリフレッシュにもぴったりで、家族連れや友人グループにもおすすめだ。

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