祇園祭・保昌山のご神体人形修理完了、籠手と熊沓が本来の姿に
祇園祭・保昌山のご神体人形修理完了、籠手と熊沓復活

祇園祭・前祭(さきまつり)の保昌山保存会は、傷みが激しかったご神体人形の甲冑の一部と熊の毛を使った履物の修理を完了した。17日の巡行を前に、13日夕方から16日夜まで京都市下京区の会所で展示される。

修理の詳細:籠手と熊沓

修理を終えたのは、腕部分を覆う籠手(こて)と熊の毛を用いた熊沓(くまぐつ)。籠手は表面の網目状の鎖が欠損し、手の甲部分の裏側の鹿革がすり切れていた。熊沓も毛が抜け落ちていた。

昨年の巡行後、東京の甲冑師に依頼し、今年3月にかけて修理が行われ、本来の姿を取り戻した。甲冑の一部は室町時代、籠手は江戸時代の作とされる。

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ご神体人形と保昌山の由来

ご神体人形は平安時代の武士・平井保昌の像。保昌山は、保昌と歌人和泉式部の恋物語を題材としている。

保存会の沢村和巳さん(60)は「ぼろぼろで使用にも支障を来していたので、きれいになってうれしい。多くの人に間近で見てもらいたい」と話している。

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