大阪・関西万博で紹介された最先端技術や海外パビリオンの食事などを集めたイベント「Resona EXPO Re:Future(りそな エキスポ リ・フューチャー)」が21日、大阪南港ATCホール(大阪市住之江区)で始まった。人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った心筋シートや空飛ぶクルマの実物大模型などが並び、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」も登場。万博の雰囲気を再び体験しようとする人々でにぎわった。
開会式典で副事務総長が「定期的に開催」の重要性強調
このイベントは23日まで開催され、万博の成果を振り返るとともに、レガシー(遺産)の社会での実用化などを目的として、りそな銀行が企画した。開会式典では、共催した日本国際博覧会協会の高科淳副事務総長が「万博を一過性のものにしないためにも、こうしたイベントを定期的に開き、みんなで進むべき道を確認していくことが大事だ」と述べた。
80以上の展示と海外12カ国の料理が集結
会場では、シャワーヘッド製造のサイエンス(大阪市淀川区)が手掛けた「ミライ人間洗濯機」や、石黒浩・大阪大教授による精巧なアンドロイド「ジェミノイドHI-6」など80以上の展示が並んだ。ポルトガルやチェコ、イタリアなど海外館12カ国の料理が味わえるコーナーも人気を集めていた。
来場者からは「見て回りやすくていい」の声
家族でミャクミャクグッズを身に着けて訪れた滋賀県東近江市の主婦、井上あつみさん(38)は「万博会場では(来場者が多く)できなかったことを取り戻しに来ました。それぞれのブースがコンパクトで、見て回りやすくていい」と笑顔。長女の優実さん(13)は「万博で食べられなかったグルメを楽しみたい」、長男の蒼介さん(10)は「スタンプラリーを楽しみたい」と話していた。
今回のイベントのチケット(計2万4千枚)は7月に2回販売され、いずれも即日完売していた。



