2027年度の西郷隆盛生誕200年と没後150年に向けた記念シンポジウムが20日、鹿児島市中央公民館で開かれた。市などでつくる推進協議会が主催し、会場とオンラインの参加者約800人が西郷の生涯や幕末、明治維新に関する話に耳を傾けた。
第1部で館長が講演
第1部では、西郷南洲顕彰館(鹿児島市)の吉満庄司館長が「西郷隆盛の目指した国家」をテーマに講演。薩摩藩の国際関係や、西郷が11代藩主・島津斉彬から受けた薫陶、西郷の国家観を解説し「西郷さんの生き方や考え方を一つの基準として、歴史を検証することに意義がある」と述べた。
第2部でビビる大木さんが登壇
第2部では、歴史好きとして知られ、ジョン万次郎資料館(高知県土佐清水市)の名誉館長も務めるお笑い芸人のビビる大木さんと、学芸員としての勤務経験があり、鹿児島読売テレビで「鹿児島歴史マスター」を務める岩川拓夫さんも加わり、西郷やジョン万次郎が生きた時代について意見を交わした。
西郷の印象について、ビビる大木さんは「みんなから愛され、器がでかいという話は聞くが、魅力はそれだけではないと思う。会ってみないと魅力がつかみ切れない不思議な人だ」と語った。



