50歳女性の世界一周旅、モロッコ「青い街」シャウエンで親日家に囲まれ、日本食に感動
50歳女性の世界一周旅、モロッコ「青い街」で日本食に感動

世界一周旅行中の経済ジャーナリストが、モロッコ北部の青い街シャウエンを訪れ、現地の日本料理店で懐かしい味に感動した体験を綴った。

念願の「青い街」シャウエンへ

滞在中、現地で開業したという日本料理店「青空」を訪れた。店の前には、青い街並みに少し不釣り合いな「たこ焼き」ののぼりがはためいている。材料が入手しやすく、高度な料理人の腕も必要ないためか、たこ焼きは世界各地で見かけるポピュラーな日本食だ。

夕方の早い時間だったためか、客は筆者一人。いくつかある定食から焼き鳥定食を注文した。厨房では2人の女性スタッフがレシピを見ながら相談しつつ作っている。学校の家庭科の授業のようだ。

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懐かしさが込み上げる焼き鳥定食

30分ほど待って、ようやく料理が運ばれてきた。日本を発ってから1カ月。一口食べて、タレの味になつかしさが込み上げてくる。温かい白ご飯を口にするのも久しぶりだった。甘酸っぱい漬物、そして香ばしいタレ――モロッコの伝統料理タジンに少し飽きていたこともあり、あっという間に完食した。

ちらちらこちらの様子をうかがうキッチンの女性たちに「おいしいよ!」と英語で伝え、一緒に写真を撮った。

シャウエンの親日家たち

モロッコのマラケシュやフェズでの旅はとにかく疲れた。女性一人で歩いていると付きまとわれ、何かと理由をつけてお金を要求される。地元の人にとっても気が休まらない街だと後から聞いた。

それに対してシャウエンは圧倒的に落ち着いていた。写真を撮ってもらったらチップを求められるが、その程度だ。

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