俳優の横浜流星が、自身初の企画・プロデュースを担当する映画『選択』の製作が決定した。原作は、横浜が原案を提供し、同級生であるTHE RAMPAGEの岩谷翔吾が書き下ろした同名小説(幻冬舎)。横浜は刊行当時から映像化を熱望しており、このたび自らの手で映画化へと導く。
盟友・藤井道人氏らが参画
『新聞記者』(2019)や『正体』(2024)、現在公開中の『汝、星のごとく』(2026)など、約10年にわたり共に歩んできた盟友で映画監督の藤井道人氏がプロデューサーとして参画。監督は、Netflixシリーズ『イクサガミ』(2025)で藤井氏とともに監督・脚本を務めた山口健人氏が務める。
本作は、横浜と岩谷が4年の歳月をかけ、時にはエチュードも交えながら二人三脚で物語を構築してきた思い入れの強い作品。横浜は「『選択』は同級生の岩谷翔吾と4年かけ作った宝物です。山口監督をはじめ、信頼する仲間や熱量を持った映画人が集まってくださったことに感謝します」とコメントしている。
現代社会への強い信念
企画は、横浜の「どうしても今、この時代に届けたい想い」から始まったという。SNSなどを通じて世の中の声が過剰に大きくなり、一度の失敗すら許されず息苦しさを感じる現代社会だからこそ、「自分自身が“選択”した道を後悔なく生きていきたい」「生きていればやり直せる」という信念のもと制作が進められている。
横浜は「人生は選択の連続で今の自分が作られ、未来へつながっていきます。たった1つの過ちや選択で人生は大きく変わってしまう。誰しもが危うさを抱えています。真意を知ろうともせず責め立て、命を落としてしまう人もいます。一度の失敗も許さない社会ですが、『生きていれば、やり直せる』。過去は変えられないが、どう生きるかは自分次第です。暗闇で苦しんでいる人や不条理な世界に対して、希望や愛を届けたい。原作に込めた想いに命を吹き込み、最高な状態でお届けすることをお約束します」と意気込みを語った。
物語の内容と公開への期待
物語は、過酷な境遇の中で育ち、異なる道を歩むことになった2人の青年が紡ぐ、現代社会の苦悩と希望を描くヒューマンサスペンス。大切な人を守りたいという想いを胸に、それぞれが信じる正義を貫こうとするも、やがて人生を左右する大きな「選択」を迫られていく。
岩谷は「高校の同級生であり、かけがえのない親友の横浜流星と、四年という歳月をかけて育んだ小説『選択』が、映画になります。僕たちは幾度となく言葉を交わし、互いの想いを重ねながら、一つの物語と向き合ってきました。この物語に新たな命を吹き込んでくださるすべての方々に、心から感謝しています。この映画が誰かの心に小さな問いを残し、いつか人生の岐路に立ったとき、ふと思い出してもらえる作品になれたなら、これほどうれしいことはありません。そんなふうに、寄り添い続ける作品でありたいと願っています」と感謝と期待を寄せた。