『クジラに落ちた男』主演俳優が役作りでマッコウクジラと泳ぐ特別映像公開
『クジラに落ちた男』主演俳優がマッコウクジラと泳ぐ映像

映画『クジラに落ちた男』(10月16日公開)から、撮影の舞台裏を収めた特別映像が公開された。主演のオースティン・エイブラムスが役作りのためにドミニカ共和国を訪れ、実際にマッコウクジラと泳いだことが明かされている。

原作と物語の概要

原作はダニエル・クラウスの小説「Whalefall」。主人公のジェイは海でクジラにのみ込まれてしまい、酸素が尽きるまでの約1時間で体内から脱出しなければならない。生き延びるための手がかりとなるのは、ダイビングの師でもあった亡き父ミットの教えだった。

特別映像の内容と監督のコメント

公開された映像では、ジェイがクジラの体内でもがく場面に加え、ダイオウイカに襲われそうになる場面も登場する。ブライアン・ダッフィールド監督は本作について「恐ろしい体験を描く」と語り、「閉じ込められているのは主人公のジェイ、そして観客の2人。怒涛の展開が待っている」と、観客もジェイとともに閉じ込められたように感じる映像を目指したという。

キャストの役作りと父役のコメント

ジェイを演じたエイブラムスは、「ウォーキング・デッド」シリーズ(2015年〜)や『WEAPONS/ウェポンズ』(2025年)、リブート版『バイオハザード』(10月9日公開)などで、たびたび災難に遭ってしまう役を熱演し、大きな爪痕を残してきた。本作ではマッコウクジラと一緒に泳いで、海でクジラと遭遇する恐怖や衝撃を実感。ダッフィールド監督はその役作りへの熱意を「食われに行かないか心配だったよ」と冗談交じりに振り返っている。

ジェイの父ミットを演じるのはジョシュ・ブローリン。ブローリンは映像の中で「胸にくる物語だ。特に父と子の関係にとても心ひかれた」と語る。極限状態に置かれたジェイが、かつて反発していた父の教えとどう向き合うのかも、物語の軸となる。