『我々は宇宙人』興収3億円突破、声優陣の直筆メッセージ公開 特典配布も決定
『我々は宇宙人』興収3億円突破、直筆メッセージ公開

公開中の長編アニメーション映画『我々は宇宙人』が、10月18日時点で累計動員19万5000人、累計興行収入3億1500万円を突破した。これを記念し、声の出演を務めた坂東龍汰、岡山天音、山﨑天(櫻坂46)、松井ケムリ(令和ロマン)らの直筆メッセージが公開された。

直筆メッセージに込められた思い

今回公開されたのは、門脇康平監督と声優陣、主題歌「ささくれ」を歌うadieu(上白石萌歌)による直筆メッセージ。翼役の坂東は、観客への感謝と、さらに多くの人へ作品が届くことを願う言葉をつづり、翼のイラストも添えた。暁太郎役の岡山は「誰かの陰に、光が差し込みますように」と作品への思いを込めた。

小夏役の山﨑は「たくさんの方に『我々は宇宙人』が届きますように!!! 何度でも観てください」と呼びかけ、バタ原役の松井は「『我々は宇宙人』を見るたびにどこかにあの時の自分がいるのではと探してしまいます。皆さんもどこかにいるはずです。」とコメント。adieuは「この作品との出会いに心からの感謝!です。adieu『ささくれ』とともにいつまでもあなたの心に残りつづけますように」とつづった。

入場者特典と監督のエピソード

10月24日から、門脇康平監督描き下ろしのスペシャルポストカードを入場者特典として数量限定で配布することも決定した。ポストカードには、部屋のベッドに腰掛け、声を上げて笑い合う暁太郎とバタ原の姿が描かれており、本編には登場しない二人の日常のひとコマとなっている。

門脇監督は「中学3年生の夏、暁太郎とバタ原がどう過ごしていたのか。本編では惜しくも描き切れなかった二人の日常が、実はたくさんありました。これはその中でも初期から大切に温めていたお気に入りの1カットです」と説明。「このあとVコン(ビデオコンテ)だとベッドが重さに耐えきれず壊れました」と制作時のエピソードも明かし、「まだまだ皆様にお届けしたいカットがたくさんありますので、いつかまたお届けできる機会を願っております」とコメントを寄せた。

国際映画祭での受賞

本作はスペインで開催された「第59回シッチェス・カタロニア国際映画祭」で、長編アニメーション部門の最優秀賞を受賞。「第79回カンヌ国際映画祭」の監督週間での世界初上映、アヌシー国際アニメーション映画祭2026の長編コンペティション部門選出、「第50回オタワ国際アニメーション映画祭」の長編コンペティション部門グランプリに続く喜ばしい知らせとなった。

受賞発表後、現地で上映前の舞台あいさつに登場した門脇監督は「僕の初監督作品なんですけど、まさか初めて作った作品がこんな光栄な賞をいただけるとは全く思ってもいなかったので、本当にびっくりしました」と喜びを語った。約10年前から構想を温め、5年前に企画が始まったと振り返り、「また自分も次の作品を作って、必ず何年後かにこの場所に帰ってきたいと思っております」と再訪を誓った。

岡山も受賞を祝福し、「門脇監督の、人の歪さをゆるし、愛でるような今作、『我々は宇宙人』が、より多くの人のもとへ届いた事が、とってもうれしいです。監督、受賞おめでとうございます」とメッセージを贈っている。