『虎に翼』関連書籍4種発売へ 吉田恵里香「ご褒美のようなメディアミックス」
『虎に翼』関連書籍4種発売 吉田恵里香コメント

俳優の伊藤沙莉が主演する劇場版『虎に翼』(2027年1月15日公開)にあわせ、小説、漫画、シナリオ集、パーフェクトブックの関連書籍4種が発売されることが決定した。脚本を手がけた吉田恵里香は、小説版と漫画版について「私にとって、ご褒美のようなメディアミックスでした」とコメントを寄せた。

漫画版は持永るいが描く、小説版は吉川トリコがノベライズ

12月11日発売の『漫画版 虎に翼』(講談社)は、連続テレビ小説の物語を、吉田の監修のもと持永るいが漫画化。少女漫画誌「なかよし」2026年9月号から連載されている作品を単行本にまとめる。紙・電子同時発売で、価格は1100円(税込)。

吉田は「『虎に翼』を子どもたちが知るきっかけを作っていただき本当に感謝しています」と述べ、「半年間放送された朝ドラを、愛を持って非常に上手に一冊にまとめていただきました」と持永に感謝。「最初に構成をいただいた時に、この方に担当していただけて本当によかったと思いました。どの年代にも読みやすく、そしてかわいらしい一作に仕上がっております」と紹介した。

小説『劇場版 虎に翼』は、12月15日に講談社文庫から紙・電子同時発売。吉田の監修のもと、Netflixシリーズ『余命一年、男をかう』などで知られる小説家・吉川トリコが映画の物語をノベライズする。

吉田は、編集者から吉川に執筆を依頼すると聞いた際、「さすがに断られるだろうと思っていたのですが、快く引き受けていただきました」と回想。「吉川さんは脚本と映像双方を見比べて丁寧に劇場版を紡ぎ直してくれました。吉川さんの読みやすく、でも深みと愛がある物語の描き方が最高に格好良かったです」と語っている。

シナリオ集とパーフェクトブックも12月・1月に発売

同じく12月15日発売予定の『虎に翼 劇場版&スピンオフドラマ シナリオ集』(NHK出版)は、劇場版と、2026年3月に初放送されたスピンオフドラマ『山田轟法律事務所』の脚本を収載。吉田と制作統括・尾崎裕和による、作品誕生から映画化までを振り返る対談や、吉田へのインタビュー、作家・村山由佳の寄稿も収める。全232ページで、価格は1980円(税込)。

2027年1月7日には『虎に翼 パーフェクトブック』(NHK出版)が発売予定。連続テレビ小説、スピンオフドラマ、劇場版の3作品を取り上げ、伊藤をはじめとするキャストや、劇場版から参加するキャスト、スタッフのインタビューを掲載する。

吉田は小説版と漫画版について「コミカライズもノベライズも作品愛と創作愛にあふれているので、ぜひお読みいただけたらうれしいです!」と呼びかけている。

劇場版は完全オリジナルストーリー

2024年度前期に放送されたNHK連続テレビ小説『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で、後に女性初の判事・裁判所長も務めた三淵嘉子さんをモデルに、主人公・寅子が仲間とともに道を切り開く姿を描いた作品。劇場版では、監督の梛川善郎、脚本の吉田、音楽の森優太、主演の伊藤らが再集結し、完全オリジナルストーリーを展開。明律大学女子部時代の新たなエピソードや、現代につながる寅子の“最後の事件”が描かれる。