トム・クルーズ×イニャリトゥ監督『DIGGER/ディガー』ジャパンプレミア開催、東京で世界ツアー完結
トム・クルーズ×イニャリトゥ監督『DIGGER/ディガー』ジャパンプレミア開催

トム・クルーズ主演、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の最新作『DIGGER/ディガー』(2026年10月9日公開、配給:東和ピクチャーズ・東宝)のジャパンプレミアが10月6日、東京・銀座のKK線(旧東京高速道路)で開催された。本作のプロモーションのため来日したトム・クルーズとイニャリトゥ監督が、日本のファン約700人とメディアを前に作品への思いを語った。

ワールドツアー最終地・東京でグランドフィナーレ

ロンドン、メキシコシティ、ロサンゼルス、ソウル、日本の5大都市を巡るワールドツアーの最終地として日本が選ばれ、東京でそのグランドフィナーレを飾った。通算26回目となるトム・クルーズの来日。ジャパンツアー2日目の「トムの日」に、プレミアが開催された。

イベントは、前代未聞のロケーションとなるKK線に特設ステージを設置して実施。トム・クルーズとイニャリトゥ監督が登場すると、会場からは割れんばかりの大歓声が巻き起こった。トムは終始笑顔で、ファン一人ひとりとの握手や会話、写真撮影に応じる神対応を連発。歓喜のあまり号泣するファンの姿も多数見られた。

トム・クルーズと監督が日本への愛を語る

レッドカーペットの後、両氏はステージに登壇。イニャリトゥ監督は「ワールドツアーの最後の地である日本で、この瞬間を皆さんと一緒に過ごせて嬉しいです。この『DIGGER/ディガー』という作品をやっと皆さんにお届けできる、やっと観ていただけるということにこれ以上ないほどにワクワクしています。今の世界の不条理さを反映し、非常に人間的で、今こそ観て欲しい作品です」とコメントした。

続いてトム・クルーズは「イニャリトゥ監督と一緒にこの作品をお届けすることが待ち遠しかったです、夢が叶いました。監督は唯一無二の方で、人としても素晴らしいです。この作品を観ていただくと分かると思いますが、何世代も語り継がれるような作品だと思います」と語った。さらに「ここにいることが嬉しいです、また日本を恋しく思うと思います。皆さんの人生を今日ここで共有してくれて、映画の愛を分かち合ってくれて、私は、監督と私たちは、皆さんのために映画を作っています。日本を、そして皆さんを、心から愛しています」と日本のファンへの愛を述べた。

舞台挨拶を全国353の劇場へ生中継

同日夜にはTOHOシネマズ 日比谷で舞台挨拶が実施され、その模様は全国353の劇場へ生中継された。トムは「知っている友人たち、そして新しくお会いした皆さんに温かく迎え入れていただき、本当に美しい時間でした」と振り返り、「こうして映画館でも皆さんとお会いできて嬉しいです!」と笑顔を見せた。

イニャリトゥ監督は「この映画は、持てるすべてのハートを注ぎ込み、10年の歳月をかけて作り上げた作品です。トムが"変身"を遂げる姿を目の当たりにするのも素晴らしい体験でした」と明かした。トムは「皆さんはこれから、非常に独特な映画体験をすることになります。イニャリトゥ監督が成し遂げたことは尋常ではなく、あらゆる要素が異彩を放っています」と語り、「私の映画人生の中でも最も重要な体験となりました」と作品への思いを熱弁した。

10月6日が「トムの日」であることについては、「とても美しい体験です。幼い頃、世界中を巡ることを夢見ていました。初めて日本を訪れた際、この国の文化や芸術、歴史、そして人々を愛さずにはいられなくなりました。名声や賞のためにこの仕事をしているのではなく、創造する喜びのために打ち込んでいるのです」と感無量の様子で語った。

ストーリーと出演者

本作でトム・クルーズが演じるのは、石油採掘会社CEOのディガー・ロックウェル。利益しか頭にない彼の欲深い行動がきっかけで地球滅亡の大ピンチに陥り、大統領(ジョン・グッドマン)から尻ぬぐいを命じられ、世界を救うべく立ち上がる。出演者は、ディガー役のトム・クルーズ、コンプソン大統領役のジョン・グッドマン、エマ役のザンドラ・ヒュラー、ケニー役のジェシー・プレモンス、副大統領役のマイケル・スタールバーグ。監督はアレハンドロ・G・イニャリトゥが務め、製作はトム・クルーズとイニャリトゥ監督が手がけた。