映画『ストリートファイター』剛拳ビジュアル公開、マ・ドンソクが字幕版声優に決定
映画『ストリートファイター』剛拳ビジュアル公開、マ・ドンソク声優に

映画『ストリートファイター/ザ・ムービー』(2026年10月16日公開、配給:東和ピクチャーズ・東宝)のアニメーションパート制作の裏側に迫るメイキング映像と、リュウとケンの師匠・剛拳のキャラクタービジュアルが公開された。さらに、字幕版声優としてマ・ドンソクがキャスティングされていることも明らかになった。

メイキング映像で迫るアニメーション制作の裏側

「ストリートファイター」は、1987年にゲームセンターの筐体から誕生し、日本のゲーム文化を世界へ知らしめた格闘ゲームの金字塔と評されるタイトル。シリーズ累計販売本数は全世界で5,800万本(2025年12月31日時点)を突破している。製作には『ゴジラ』シリーズや『名探偵ピカチュウ』などを手掛けたレジェンダリー・ピクチャーズと、カプコンが参加。全世界配給はパラマウント・ピクチャーズとレジェンダリー・ピクチャーズが担当する。

公開されたメイキング映像では、実写の撮影風景とアニメーションの制作過程が交差し、監督やクリエイターたちが本作ならではの表現に込めた想いを語っている。監督のキタオ・サクライは「『ストリートファイター』は日米の文化の架け橋でした」と自身のルーツと重ね、「映画でアニメを使うことはオマージュであり、ゲームの本質を表現するもの」と語る。

手描きにこだわるスタジオTitmouseの制作工程

アニメーション制作を担当するのは、アニメーションスタジオ「Titmouse」。メイキング映像では、膨大な設定資料や絵コンテが並ぶデスクで、アニメーターたちがペンタブレットに向かい、一枚一枚丁寧に線を描き込んでいく様子が映し出される。アート・ディレクターのカーン・レーは「一本一本の線をセルアニメと同じように描く、そのほうが躍動感が出る」とコメント。アニメーション・ディレクターのヤング・ヘラーは「今回目指すのは監督の演出を取り入れ、実写のスケールと迫力を90年代アニメの世界観に融合すること」と語っている。

実際の俳優の顔立ちやスタント振付師のアクションをベースに描き起こされた映像は、激しい修行シーンでの筋肉のうねり、闘いの最中に赤く鋭く光る瞳、青く燃え上がる〈波動拳〉のエネルギーなど、重厚な質感を伴って表現されている。

剛拳のビジュアル公開、マ・ドンソクが声優に

『ストリートファイター6』ゲームディレクターで本作の製作も務めるカプコンの中山貴之は、「初めて見た時、こういう表現の仕方があるんだと驚いた。純粋にすごくかっこいい」と絶賛。「アクションシーンはもちろん、キャラクターの表情といった感情表現が非常によく伝わってくる」と、アニメーションがもたらすドラマチックな効果に感銘を受けたことを明かしている。

さらに、アニメーションパートに登場する剛拳のキャラクタービジュアルが公開され、字幕版声優としてマ・ドンソクの参加が決定した。『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)や『エターナルズ』(2021)などで存在感を示してきたマ・ドンソクが、強さと威厳を備えた剛拳にどのような声を吹き込むのか注目が集まる。

ストーリーと出演者

物語の舞台は1993年。かつて兄弟のような存在だったリュウとケンは、ある理由により疎遠になっていた。そこに謎の女性格闘家・春麗が現れ、「ワールドウォリアートーナメント」の招待状が差し出される。ルールなし、リミットなし、容赦なしの頂上決戦に、リュウとケンは互いに拳を交え、世界最強の猛者たち「ストリートファイター」と戦うことになる。トーナメントが進むにつれ、この大会には単にチャンピオンを決めるだけではない大いなる陰謀が隠されていることが明らかになる。

出演者は、ケン役をノア・センティネオ、リュウ役をアンドリュー・小路、春麗役をカリーナ・リャン、豪鬼役をジョー・"ロマン・レインズ"・アノアイ、ベガ役をデヴィッド・ダストマルチャン、ドン・ソバージュ役をアンドリュー・シュルツ、ダルシム役をヴィドゥユト・ジャームワール、バルログ役をオーヴィル・ペック、ザンギエフ役をオリヴィエ・リヒタース、エドモンド本田役を後藤洋央紀、キャミィ役をライナ・バランディンガム、ブランカ役をジェイソン・モモアが務める。

スタッフは、監督をキタオ・サクライ、製作総指揮をJ・J・フック、ジェイ・アシェンフェルター、辻本憲三、辻本春弘、製作をメアリー・ペアレント、ケイル・ボイター、ジェイソン・モモア、中山貴之、ステファン・マクールが務める。