映画『ナイトボーン -夜哭-』(2026年8月28日公開、配給:NOROSHI、ギャガ)で主人公・サーガを演じたセイディ・ハーラと、その夫ジョンを演じたルパート・グリントのオフィシャルインタビューが到着した。
ベルリン国際映画祭で話題を呼んだ北欧チャイルド・スリラー
本作は、理想の子育てを夢見る新婚夫婦が恐怖に巻き込まれていくチャイルド・スリラー。第76回ベルリン国際映画祭コンペティション部門でワールドプレミア上映されると、「何一つとして型にはまらない予測不能な展開」「『ローズマリーの赤ちゃん』の再来」と観客・批評家に鮮烈な衝撃を与えた。監督は、『ハッチング -孵化-』で美しくもおぞましい世界観と独創的なストーリーテリングで注目を集めたハンナ・ベルイホルム。
母親サーガを鬼気迫る怪演で体現したのは、『コンパートメント No.6』(2021)のセイディ・ハーラ。その夫ジョンを、『ハリー・ポッター』シリーズのルパート・グリントが演じる。
ファンタジア国際映画祭でW受賞の快挙
7月26日(日本時間)には、カナダ・モントリオールで開催された北米最大級のジャンル映画祭「ファンタジア国際映画祭」にて、最優秀作品賞であるシュバル・ノワール賞を受賞。さらに最優秀演技賞にセイディ・ハーラが輝き、W受賞の快挙を果たした。同映画祭の審査委員チームは「一瞬たりとも目を離せない緊張感が全編を貫き、ラストに待ち受ける感情は、ほろ苦くも美しい。微笑みを浮かべながら、胸の奥に深い切なさが残る。観終えたあとも長く心に留まり続けるだろう」と高く評価している。
出演者が語る監督の世界観と撮影の舞台裏
セイディ・ハーラは、ハンナ・ベルイホルム監督の前作『ハッチング -孵化-』を通して監督の世界観に強く惹かれたと語る。「『ハッチング -孵化-』を観て、ハンナがどんな映画を撮る監督なのか十分に伝わってきました。彼女は自分が何を撮りたいのかを明確に理解している監督です。頭の中にはすでに映像が完成していて、それを俳優にも共有してくれる。そういう監督は決して多くありません」とその演出力を絶賛。「人生を象徴的に描く豊かなイメージに満ちた作品を撮る監督。もっとこういう映画が増えてほしいと思っています」と語り、監督ならではの映像表現に厚い信頼を寄せた。
ルパート・グリントも同様に監督の世界観に惹かれた一人。実は出演オファーを受けた当初、一度は出演を迷っていたという。しかし『ハッチング -孵化-』を観たことで気持ちは大きく変わり、「以前にも母親をテーマにした心理スリラー作品に出演していたので、最初は少し躊躇していました。でも脚本を読んで、この世界観が本当に好きになりました。そして『ハッチング -孵化-』を観て、『ぜひやりたい』と思ったんです。フィンランドという舞台や文化、トロールの民間伝承など、自分にとってはほとんど異世界のようで、とても興味を惹かれました」と返答。脚本の中で特に印象に残ったシーンについて聞かれると、「出産のシーンです。あんなシーンは今まで見たことがありませんでした。とても生々しく、不安をかき立てられる。現実なのか超自然なのか、その境界が揺らぎ続ける感覚が本当に面白かったんです」と、本作ならではの唯一無二の世界観が出演の決め手になったことを明かした。
公式サイトで著名人コメントと描き下ろしイラスト公開中
公式サイトでは、各界著名人から寄せられたコメントが公開されており、コメントを寄せた一人、イラストレーター・サイトウユウスケによる描き下ろしイラストも掲出されている。
■ストーリー
子供を望む新婚夫婦サーガ(セイディ・ハーラ)とジョン(ルパート・グリント)は、理想の子育てを夢見て、サーガの故郷であるフィンランドの森深い田舎町へと移り住む。北欧神話の気配が今なお息づく、神秘的な森に抱かれながら結ばれた二人は、やがて待望の子供を授かる。愛する夫と我が子との幸せな暮らし――サーガは、その未来を信じて疑わなかった。あの産声を聞くまでは――。この子は、「何かがおかしい」……生まれた我が子に拭いきれない違和感を覚えるサーガ。不安は次第に恐怖へと姿を変え、やがて狂気へと暴走していく。そしてサーガが辿り着く、恐るべき真実とは――。
■出演者
サーガ:セイディ・ハーラ
ジョン:ルパート・グリント
■スタッフ
監督:ハンナ・ベルイホルム
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