『スリー・ビルボード』(2017)や『イニシェリン島の精霊』(2022)で知られるマーティン・マクドナー監督の最新作『ワイルド・ホース・ナイン』(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)が、第83回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、ワールドプレミア上映が行われることが発表された。2027年の日本公開も決定している。
1973年のイースター島を舞台にした物語
『ワイルド・ホース・ナイン』は、モアイ像で知られるイースター島(ラパ・ヌイ)を舞台に、1973年のチリ軍事クーデター直前、島へと送り込まれたCIAのエージェント2人に起こったことを描く。
CIAエージェントのひとり、クリスを演じるのはジョン・マルコヴィッチ。もう一人のエージェント、リーを演じるのはサム・ロックウェル。CIAの局長・MJにスティーヴ・ブシェミがキャスティングされている。また、南米を代表する名優マリアナ・ディ・ジローラモ、アイリン・サラス、ミュージシャンであり俳優としても知られるトム・ウェイツ、90年代にインディペンデント映画のミューズと称されたパーカー・ポージーの出演も明らかになっている。
ベネチアでの期待と今後の展望
過去2作品連続でマクドナーに最優秀脚本賞をもたらし、『イニシェリン島の精霊』ではコリン・ファレルを男優賞(ヴォルピ杯)に輝かせたベネチアで、本作がどのような評価を得るか注目されている。第83回ベネチア国際映画祭は9月2日から12日まで開催予定。
ストーリー
1973年のチリ軍事クーデター直前、CIA局長MJ(スティーヴ・ブシェミ)の命令で、エージェントのクリス(ジョン・マルコヴィッチ)とリー(サム・ロックウェル)がイースター島へ派遣される。島の石像に囲まれ、長年パートナーを組んできた二人が自らの過去や陰謀と向き合う中、クリスが反権力派の学生(マリアナ・ディ・ジローラモ、アイリン・サラス)と築いた絆が、思わぬ方向へと導いていく。



