山崎賢人主演『ゴールデンカムイ』実写化、壮大な北海道ロケの裏側
山崎賢人主演『ゴールデンカムイ』実写化の裏側

『ゴールデンカムイ』の実写映画化が、山崎賢人(演:杉元佐一)主演でついに始動した。原作は野田サトル氏による累計発行部数2700万部突破の大ヒット漫画で、明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る壮絶なサバイバルアクションとアイヌ文化の深い描写で知られる。

約8ヶ月に及ぶ北海道ロケの全貌

実写化にあたり、製作陣は原作のリアリティを追求するため、北海道各地で延べ約8ヶ月に及ぶ大規模ロケを実施。撮影は2024年5月にクランクインし、2025年1月にクランクアップした。ロケ地は札幌、小樽、旭川、網走、釧路など北海道全域に及び、特に冬季の過酷な雪中シーンでは気温マイナス20度以下の環境での撮影が行われた。

山崎賢人は「この作品は日本の大自然とアイヌ文化の尊さを伝える使命がある。実際に北海道の大自然の中で撮影することで、杉元の心情に深く入り込めた」とコメント。また、アイヌ文化の描写については、アイヌ民族の協力を得て、伝統的な衣装や狩猟方法、言語などを徹底的に再現したという。

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アイヌ文化監修の徹底

映画では、アイヌ文化の専門家であるアイヌ文化財団の監修のもと、アイヌ語の台詞や儀式シーンが正確に描かれている。特に、ヒロインのアシリパ(演:山田杏奈)がアイヌの少女であることから、彼女の台詞の約3割はアイヌ語で構成され、山田杏奈は数ヶ月にわたる発音練習を重ねた。

また、劇中で使用されるアイヌ文様の衣装や伝統的なアイヌ料理も、実際のアイヌ民族の協力で製作。アイヌ文化財団の代表は「この映画がアイヌ文化への理解を深めるきっかけになることを期待している」と語った。

過酷なサバイバルアクションの舞台裏

本作の見どころの一つであるサバイバルアクションシーンでは、山崎賢人をはじめとするキャスト陣がスタントマンを使わずに多くの危険なシーンに挑戦。特に、熊との格闘シーンでは、実際の熊の動きを再現したアニマトロニクスを使用し、山崎賢人は「本物の熊と対峙しているような緊張感があった」と振り返る。

また、雪山での追跡シーンでは、スノーモービルやスキーを使ったスタントが行われ、撮影中に負傷者が出ることもあったが、無事に撮影を終えた。アクション監督は「原作の迫力をそのまま映像に落とし込むために、可能な限り実写にこだわった」と語る。

公開日と今後の展開

映画『ゴールデンカムイ』は2025年秋に全国公開予定。また、公開に先駆けて、2025年夏には北海道で特別展の開催も計画されている。さらに、続編の製作も視野に入れており、シリーズ化の可能性も高いとされている。

製作総指揮は「この映画が日本のエンターテインメントの新たな金字塔となるよう、全力を尽くした」と自信を見せる。ファンからは既にSNSで「待望の実写化」「キャストのビジュアルが完璧」と大きな反響が寄せられている。

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