2026年10月14日に原作デビュー100周年を迎える『くまのプーさん』。これを記念して、忙しい毎日を頑張るすべての人へ贈る、プーさんのように“なんにもしないをする”やさしいひととき「プーさんタイム」のスペシャルアンバサダーに、櫻井翔、阿部亮平(Snow Man)、川島如恵留(Travis Japan)が起用された。このほど3人が、互いの印象や「プーさんタイム」について、プーさんにまつわるトークを座談会形式のインタビューで繰り広げた。
「プーさんタイム」就任への思い
アンバサダー就任が決まった時の印象について、川島は「後輩の立場からすると、めちゃくちゃうれしいです。ご一緒させていただけることがすごく嬉しいですし、グループの垣根を超えて、しかも世代間も超えてできることは、後輩からしたらもう…うれしすぎます!」と喜びを語った。
阿部は「次男の立場からもやっぱりうれしいです。ただ、やっぱり、プーさんの物語が哲学的なんだっていうのを理解する前にお話を聞いたので“なんでこの3人なんだろう?”といった印象は最初にありました。でもプーさんのことを、読み解いていくとやっぱりちょっと納得するようなものもありました」と振り返る。さらに「生きるヒントみたいなものを感じ取れるような3人でありたいなっていうのももちろん、“プーさんとリンクしているな”と思ってもらえたらいいなという願いも込めました」と続けた。
櫻井は「僕は結構、意外だなと思っていて。2人は交流があったと思いますが、この3人では、今まで、一緒に何かをやってきたというわけではなかったので、意外だな、と。ただ今日、集まるのが2回目なのですが話を聞くと、それぞれ考え方とかアプローチがくっきりと違っていて、個性が分かれていていいなと思いました」と語った。
それぞれの「なんにもしないをする」
就任後の変化について、川島は「プーさんタイムを意識する前は、自分のだらっとした瞬間とか、うまく物事が進まない瞬間にちょっとイライラする時などがあったのですが、プーさんタイムというやさしい時間を意識するようになってから、急に全部を肯定できるようになりました。日々の行動一つ一つにプーさんタイムがうまく寄り添ってくれているような気がして自己肯定感がすごく上がりました」と明かした。
阿部は「プーさんタイムのなんにもしない日を過ごすという取り組みは“なんにもしない日があった”で終わらないっていうのがミソだなと思っていて。「“なんにもしない”は最高の何かにつながる」というプーさんの言葉があるんですけど、自分が今後何か最高なことを成し遂げるための一つの助走でもあるのかな。だから如恵留も言ったように、何もしない日があっても許せるようになりました」と語った。
櫻井は「5、6年前くらいのコロナ禍のタイミングで、大人になったクリストファー・ロビンとプーさんの実写映画『プーと大人になった僕』を観て、あえて“なんにもしないようにする”ということはすごくすてきなメッセージだなと思ったんです。比較的スケジュールを詰めて過ごしてきたのですが、そのメッセージを受けてから“何にもしないで過ごす1日”って豊かだなと思ったのが大きかったですね」と話した。
「プーさんタイム」の実践エピソード
「なんにもしない」を実行するのは難しかったかという質問には、3人とも苦笑い。阿部は「はい(笑)あと、そう思われるだろうなって思いました」と答え、櫻井は「いやいや、2人だったら大変だと思いますよ。忙しいので…」と返すと、川島は「翔くんこそ、めちゃくちゃお忙しいじゃないですか!」とツッコミを入れた。
櫻井は自身の「なんにもしないをする」について「僕の場合、予定を詰めないという意味じゃなくて、目的を決めないで過ごすみたいなことが多いんですね。例えば、仮にコーヒーを飲みたくて商店街に入ったとして、その先で出会ったオレンジジュースがおいしそうならジュース飲むし…みたいな。その瞬間の出会いを大切に過ごす、みたいなことを最近やっています」と明かした。昨日も地方ロケの午前中に時間があったといい、「食べたいものはなんとなくあるけどフラフラ歩いて、その時に出会った巡り合わせで大切にする。…みたいな、そんな“なんにもしないをする”を楽しんでいます。最短距離を歩くんじゃなくて、ちょっと寄り道しながらって楽しいなと、思っているところです」と語った。
阿部は「ちょっと似たエピソードなんですけど、実はすでに(プーさんタイムを)やっていたなということがあって。旅行先で、ガチガチにスケジュール組まずに自分の中で自由時間を設ける。出雲に旅行した時に、メインの目的はやっぱり出雲大社に行くことだったのですが、ご飯はなにを食べる、とか、旅館も“大体この辺で…”と、行った先の電車の中で決めました(笑)」と明かすと、川島は「え~!?」と驚き、櫻井は「何にもしなさすぎだよね?(笑)」と笑った。結果、のどぐろの串焼きに出会えたり、玉造温泉にも行けたといい、「こういう余白が自分となにかを出会わせてくれるな、とすごく感じたので今回プーさんタイムに出会ってつながりました。“あ、あれがプーさんタイムだったんだ”と」と振り返った。
川島は「教習所に通っているんですが、待ち時間が空くんです。その時間に待合室でテレビを観ながら口を開けてボケ~っとしている。ゆったりした自分を許してあげることができる。本当に素の状態でいられる時間、頑張っていない自分を褒めてあげられるような気がしましたね。今までだったら、つい“エッセイ書いちゃおうかな”“教本読んじゃおうかな”とか考えていたと思うんですけど、自分はこれでいい、と。プーさんタイムを実行することで、自分が徐々にプーさんになっている気がします(笑)」と語った。
互いに感じる癒しと役割分担
櫻井は後輩2人について「向上心や“より吸収したい”という意欲が大きい2人だと思うので癒しというより積極性を感じています。それこそ気象予報士の資格取るとか、(川島に)何個、資格あるんだっけ?」と問いかけ、川島は「32ぐらいですかね…?(笑)(2026年10月1日時点)」と回答。櫻井は「そんな2人が、収録の合間とかにちょっとほわ~っとしている姿は普段あまり見ることができないし、どうしてもテレビやメディアを通して見るのはオンの姿だから、今一緒に過ごすことでその合間の姿を見ると“こういう面もあるんだな”とは思いますけどね。ちょっとこう、ゆったりした空気を身にまとってる瞬間とかは感じます」と語った。
逆に2人は櫻井について、阿部は「最初に翔くんが向上心と言ってくれましたけど、僕らからもそう見えてますよとお返ししたいです。取材先のことを色々吸収されてるだろうし、大きな背中を見て追いかけてます」と話し、川島は「こういったインタビューもそうですし動画撮影とかでも翔くんが僕たちの話を引き出してくれる。例えば、言葉が詰まったときに「こういうことだよね」と声をかけてくれたり「如恵留はどう思う?阿部くんは?」とどんどん回してくれるのは、これはもう本当に視野が広い人しかできないものなので包容力…」と語った。
もし3人が100エーカーの森で過ごすならという質問には、阿部が「いろいろ聞いてくれるという意味ではクリストファー・ロビンですよね」と提案し、櫻井は「俺がクリストファー・ロビンでいいの?やった!」と喜んだ。川島は「僕も自分でもそう思います。ぴょんぴょん跳ね回ってうるさくて、ハプニングを起こしそうですし…(笑)」とティガー役を自認。阿部は「このふわふわとしたオーラは割とプーさんぽいと思うんです」と言われ、「そう言っていただけるならうれしいんですけど、ただプーさんのすごいところって、解決しようとして言葉を発してるわけでもなさそうなんですよね」と応じ、櫻井は「プーさんはちょっと唯一無二すぎるか~」と苦笑い。最終的に阿部は「“プーさんっぽい人”です。クリストファー・ロビン(櫻井)、ティガー(川島)、“プーさんっぽい人”ですね」とまとめた。
プーさんに聞きたいこと、3人の癒し
プーさんに会ったら聞いてみたいことについて、川島は「人に優しくするコツみたいなのがもしあるんだったら聞いてみたいなと思います。なにかで1番になるために頑張るとか我々のアイドルの行動原理にやっぱり、ついつい競争グセがあると思うんですよね。より多くの方に幸せを、笑顔を届けることをお仕事としてさせていただいているので」と語った。阿部は「アイドルの隙間産業という特性もあって、確かにそういう闘争心みたいなものは湧くよね。歌って踊れるのは当たり前だとして、その先の一芸を身につけて、なんとか世間に見つけてもらう職業なので」と共感し、櫻井は「1日1日を豊かに過ごすコツを聞きたいです。“あ~なんにもできなかった”とか“詰め込みすぎちゃったな”とか、1日振り返ると思うと出てくるものだからこそ“なにも気にしなくていい”というのはどういうふうに考えたら思えるのかな」と語った。
最後に、3人が癒しをもらっているものを紹介。阿部は「かなり前の話なんですけど、やっぱりコロナ禍にエンタメが枯渇していたような時期に、嵐さんがライブをYouTubeにあげてくれたんです。あれがすごくうれしくて。ちょうど自分が見たことなかった回で、元々お客さんを入れて楽しむものだし、映像になっても普通DVDやブルーレイで買うものを見せてくれるんだ…と今の世の中に必要なものだとしっかりと供給してくれた、と。癒しでしたし、めちゃくちゃ観ました」と明かすと、櫻井は「うれしいですね。ありがとうございます」と感謝した。
川島は「猫に踏まれている時間です。僕のお腹をもみもみしてくれるんです。小さい頃の猫の習性の名残なんですけど、母猫のおっぱいを出そうとするという甘えから来る行動なのですが、僕にしてくれるのがめちゃくちゃかわいいです」と語り、櫻井は「チョコクロワッサンです。中学生の時の購買でパンが売ってて、その時からずっとそのチョコが挟まったパンが好きなんです。最近コンビニでチョコクロワッサンを見つけると買っちゃう。逆にお店のなんか食べ比べじゃないけど、この店のどうなのかなと、見つけたら買っています」と明かした。阿部から「お家で食べるときは、やっぱちょっとだけトースターに入れてチョコを溶かすのもいいですよね」とアドバイスが送られると、櫻井は「そうします!(笑)」と笑顔で応じた。