5人組グループ・SUPER EIGHTの横山裕が主演するカンテレ・フジテレビ系ドラマ『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』(毎週水曜 後11:00)の第8話が、きょう19日に放送される。物語が終盤戦へと向かう中、プロデューサーの中林佳苗氏が作品へのこだわりや撮影の裏話、視聴者へのメッセージを寄せた。
第8話で明かされる“最期の真実”
本作は、講談社『good!アフタヌーン』で連載中の同名漫画(原作:伊口紺/漫画:中村優児)を実写化したバディサスペンス。人と群れない刑事・磯貝史郎(横山)と、殺人鬼に触れると“その人物が殺した人数”が顔に浮かび上がって見える特異な能力を持つ女性・黒井ヒナタ(関水渚)が、大切な人を奪われた復讐のため、秘密裏にバディを組み、日常に紛れるシリアルキラーと対峙していく。
第8話では、猫田(小出恵介)を追う危険なオトリ捜査が本格化。ヒナタは猫田が女性の“声”に強いこだわりを持つシリアルキラーだと睨み、自ら標的となるべく自らの声を利用して猫田を引き寄せ、命がけのオトリ捜査に身を投じる。忍び寄る狂気の影、一瞬の隙も許されない緊迫した心理戦が展開する中、ヒナタの身に最大の危機が訪れる。そして窮地の中で、長らく謎に包まれていたヒナタの姉・アキ(樋口日奈)の失踪、そして残酷で悲しい“最期の真実”がついに明かされる。
プロデューサーが語る制作の裏側
中林氏は制作にあたりこだわった部分について、シリアス面だけでなくポップでコミカルな要素を入れたいと監督に話したところ、出てくるアイデアが突飛だったと振り返る。バディ2人が通う中華料理店の厨房から本物のニワトリが出てくる、主人公がシリアルキラーをプロレス技で倒すといったアイデアに対し、「一体どんな風に混ざり合うのか…と思いつつ、監督がやりたいのであれば、塩梅は気にしつつも楽しむ姿勢でいました」とコメント。ヒナタの特異能力を象徴する「赤い部屋」のシーンは監督やカメラマンと何度も話し合って作り上げた部分だとし、「細部まで注目していただけたらうれしいです」と語った。
これまでで特に印象的だった撮影シーンには、6話の廃工場でのシーンを挙げた。原作にある「HumaN HunT」=シリアルキラーがネイルガンでバディを追い詰める展開を映像化するため、操演部やアクション部も参加して大掛かりな撮影を行ったという。スタッフが工夫や苦労を重ねる中、横山さん、関水さん、そして猪塚健太さんも一緒になって細部までアイデアを出し合い、シーンを作り上げていったと明かし、「そこにいる全員が一丸となる記憶に残る現場になりました」と振り返った。
SNSの反応とオープニング映像の秘密
SNSの反応でうれしかったこととして、中華料理店での小ネタや、横山が実際に演じた「縦山裕二」(架空の演歌歌手)など細かいところに気づいてもらえていることを挙げ、「最終話のラストシーンまで、小ネタがたくさん出てくるので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います」と話した。
中林氏はカンテレドラマ制作部の最年少プロデューサーで、TNC(テレビ西日本)との共同制作による新枠「水ドラ★イレブン」の第1弾を手掛けた。「若手にもチャレンジの機会を与えてくださる懐の深い先輩方だなと感じています」と感謝を述べた。
7話・8話のゲストで犯人役を演じた小出恵介については、「犯人役を演じられるのは初めてとのことでしたが、異様で狂気的なシリアルキラー役を見事に演じていただき、現場のモニターで演技を見ていたスタッフがざわつきました」とコメント。表情の移り変わりや細やかな所作のどれもが不気味で猟奇性を帯びていたと語った。
視聴者へのメッセージとして、毎話流れるオープニング映像は細かい部分までこだわっていて、「実は今回のドラマの真相がすべて詰まっているともいえる仕上がりになっています。まだ皆さん気づいていないところもあると思うので、最終話までにぜひ探してみていただけたらうれしいです!」と呼びかけた。



