連載小説「任侠電器」第149回が公開された。甘糟が、三橋と親しくしている女子高校生の正体を日村に問いただす場面が描かれる。
甘糟の追及
甘糟は「三橋が親しくしている女子高校生って、本当に誰だか知らないの?」と質問。日村は「健一からは、そういう話は聞いたことがありませんね」と答える。これは嘘ではない。実際に健一から交際の話を聞いたことはないのだ。
甘糟が香苗のことを尋ねているとわかっていながら、日村は質問に対して嘘をついていない。ヤクザはこうした逃げ道を常に用意していると語られる。
稔とテツも否定
甘糟は「いつもいっしょにいるんだから、心当たりとかあるんじゃないの?」と畳みかけるが、日村は考え込むふりをする。続いて甘糟は稔とテツにも「あんたたちも何か知ってたら教えてよ」と尋ねる。
これに対し稔は「いやあ。自分ら何も知りませんねえ。健一のアニキに変なこと訊いたら、それこそぶっ飛ばされますんで……」と答える。三橋の周囲は口をそろえて沈黙を守る。



