テレビ朝日は、『ドクターX』『ザ・トラベルナース』の世界線が交差する3部作の集大成となる新たな医療ドラマ『アナログナース〜デジタルってなんなんだよ!?〜』(毎週木曜 後9:00)を10月22日から放送することを発表した。主演は松下奈緒が務める。
“ナース版・大門未知子”那須田灯が主人公に
本作は、松下演じる“最強のフリーランス看護師”那須田灯が、デジタル改革が推し進められる医療現場で五感を駆使し、アナログの力でデジタル時代の盲点を暴いていく“新時代の医療革命ドラマ”。脚本は、『ドクターX』をはじめ、『ハケンの品格』『花子とアン』『あんぱん』など数々の大ヒット作を生み出してきた中園ミホ氏が手掛ける。
主人公の灯は、『ドクターX』シーズン7(2021年)の第5話に登場し、“ナース版・大門未知子”とも称され話題を呼んだフリーランス看護師。1話限りの登場で、多くの謎を残したまま風のごとく去っていった灯が、本作の主人公として登場する。
デジタル時代にアナログで挑む看護師の姿
国の強力な後押しのもとDX化(デジタルトランスフォーメーション)が急速に進む医療界。電子カルテやAIによる診断支援が導入され、自動化と効率化が当たり前になった今、医療現場は“デジタルが命を管理する時代”に突入。そんな時代の流れに逆らうのが那須田灯だ。「便利さは人を退化させる」という信条を持つ灯は、最新機器や電子カルテの情報だけに頼らず、患者の小さな変化や自ら気づいたことを、携行する手書きのノートに記す。「触れる・見る・聴く・嗅ぐ」などの五感と自ら考える力、直感という人間だけが持つセンサーを駆使して患者一人ひとりに向き合っていく。
そんな灯が派遣されたのは、まさに大変革の時を迎える大病院「百井メディカルセンター」。そこでも灯は、「給料は現金払いで」と申し出るほどの徹底ぶり。DX化が推し進められる中でも、灯はひるむことなく自ら信じる道をまい進。AIやデータだけでは捉えきれない“命のサイン”を見つけ出し、効率の波に取り残された人たちをアナログの力で救うべく挑んでいく。
松下奈緒と中園ミホのコメント
松下は「5年前に『ドクターX』にゲストで呼んでいただいた時に生まれたキャラクターを今回、深く掘り下げていただけるということで、私もまだ知らない灯に出会えることが楽しみですし、スタッフの皆さんとも再会できることもとても楽しみです」と喜びのコメントを寄せた。
中園氏は「那須田灯は『ドクターX』のゲストとして登場した時から反響が大きく、再び、松下奈緒さんに演じていただけることに、胸を高鳴らせています」とコメント。ある80代の女性がタッチ決済の使い方を必死に勉強する姿を見て本作の企画を思いついたといい、「世の中はおそろしいほどのスピードでデジタル化が進み、便利になっていきます。しかし、取り残されていく人たちの不安や切なさは、AIにはわからないでしょう。医療の現場もデジタル化が急速に浸透していますが、もし自分の命までデジタルに一括管理されるような病院があるとしたら、私ならかかりたくありません。患者の顔をしっかり見つめ、不安な時にはそっと手を握ってくれる。心細い患者の気持ちに寄り添える那須田灯のような看護師さんが、どこかにいてほしいと願わずにいられません。なぜなら、人間はアナログだからです」と語った。
プロデューサーの秋山貴人氏は「いま、『AI』の二文字を聞かない日はありません。そんな大AI時代のど真ん中に、スマホの代わりに公衆電話を使い、電気がない状況でも、必ず命を救うナースが誕生します!」とコメント。「進化についていくのが正しいのか、古いままではダメなのか?AIが進化すればするほど、逆に際立っていく“人間にしかできないこと”とはなにか?時代のモヤモヤを、松下奈緒さん演じる看護師・那須田灯が、痛快に晴らします。アナログナース、ご期待ください!」と期待を寄せた。



