黒木華が主演し、野呂佳代がバディ役を務めるカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『銀河の一票』(毎週月曜 後10:00)の第10話が22日に放送された。本作は、政治家の不正を密告する告発文をきっかけに、すべてを失った与党幹事長の娘で秘書の星野茉莉(黒木)が、偶然出会った政治素人のスナックママ・月岡あかり(野呂)を東京都知事にすべく選挙に挑む“選挙エンターテインメント”。若くして政治の世界で生きてきた女性と、市井に生きる女性がタッグを組み、都知事を目指して奮闘する50日間の物語を描く。
告発の手紙がもたらす衝撃の真実
最終章に突入した第10話では、選挙戦がついに幕を開けた。それぞれの戦略で選挙活動を進める中、日山流星(松下洸平)は秘書の昴(倉悠貴)からある書類を渡される。それは、“告発の手紙”で鷹臣(坂東彌十郎)が「殺した」とされている医大の学部長に関する調査報告書だった。この書類が今後の展開に大きな影響を与えることが示唆される。
一方、茉莉は雨宮(三浦透子)から数日前、五十嵐(岩谷健司)に“告発の手紙”の件で呼び出されたことを打ち明けられる。「これ以上触るな」と調査を中止するよう釘を刺されたという雨宮。「お嬢(茉莉)を守るため」と言う五十嵐に雨宮は「茉莉さんって何かを隠されて守られるより、本当のこと知りたい人なんじゃないですかね、もし茉莉さんにきついことがあったら、それを全力で支える守り方の方がよくないですか?」と反論。この言葉に茉莉は自分の本心と、そばにいた雨宮という特別な存在に気付かされる。
五十嵐の真意と新たな手がかり
茉莉は五十嵐から事情を聞こうとする。五十嵐は茉莉のためではなく、選挙活動中のあかりを不安にさせないようにするためだったと説明。茉莉に事情を打ち明ける前に「答え合わせをしたい相手がいる」と言う。その上で、告発文書は遺族によるものではないこと、メディアでは取り上げていない情報として新座値利学部長の自死が捜査により確定していることを茉莉に告げる。そして「選挙戦に使うのはやめないか」と提案する。
「夢を見ちゃったよ」と五十嵐が取り出した1枚のハガキ。そこには銀河鉄道の絵と、宮沢賢治『農民芸術概論綱要』の一節「正しく強く生きるとは、銀河系を自らの中に意識して、これに応じて行くことである」と書かれていた。すると、同じように同書の一節「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」が書かれたハガキを持っている茉莉も反応。「これはどなたが?」と尋ねる茉莉に五十嵐は、雫石(山口馬木也)だと明かす。このハガキが物語の鍵を握ることが示唆される。
茉莉の決断と最終回への期待
ドラマ終盤、茉莉は流星に「ザネリについて話したい」と古書店マリヴロンに呼び出され、そこで「新座値利学部長調査結果」の書類が差し出される。一度はその手紙について、茉莉に忘れるよう助言していた流星。「いいの?これを私に見せるということは、父を裏切ることになるんじゃないの?」と言う茉莉に「茉莉ちゃんには知る権利があると思ったから。茉莉ちゃんにとっても爆弾だから…」と告げるが、茉莉は「傷つく準備はとっくにできている」と書類を開く。このシーンで、茉莉が真実を受け入れる覚悟を示した。
次回予告では来週が最終回であることが伝えられた。視聴者からは「選挙戦あと3週くらいやっててほしい」「もう最終回 10話短いーもっとみたい!!!」「あと1話完結できるの?」「来週最終回か 絶対ロスやん」「ちょ!!待ってよ!!!」など惜しむ声が寄せられた。最終回では、告発の手紙の真相や都知事選の行方、そして茉莉とあかりの運命が描かれる。



