テレビ朝日系ドラマ『相棒』の現行連続ドラマで“日本歴代最長シリーズ”となる「season25」が10月からスタートする。初回スペシャルでは、現職総理大臣をめぐる国家レベルの危機を描く壮大なスケールのミステリーが展開され、杉下右京役の水谷豊は「夢にも思っていませんでした」と語った。
“史上初”の事態とは
「season25」初回スペシャルでは、現職総理大臣をめぐる国家レベルの危機を描く。発端は、総理の“盟友”として知られる総理補佐官が、料亭の店先で何者かに刺殺されるという衝撃事件。いつものように首をつっこんで捜査に乗りだした特命係だが、2人を待ち受けていたのは、国家最高権力者=総理の秘密がからんだ“触れざるべき闇”だった。
水谷豊は「『相棒』には過去にもさまざまな政治家が登場しましたが、現職の総理大臣がメインゲストとして描かれ、特命係がここまで深く、かつ静かに対峙するのは史上初」とコメント。「私自身、『相棒』という作品の中でこんなにも総理大臣と会話を交わす日が来るとは、夢にも思っていませんでした」と明かした。
黄金コンビのコメント
水谷豊は「season25」のクランクインについて「ある時期から毎年、感じてきたことではありますが、“よくぞここまで来たな”とも思いますし、反対に“あっという間だったな”という気持ちもあります。今回は『season25』ですから、四半世紀やってきたのだなと思うと…いつにもまして感慨深いものがありました」と振り返った。
また、薫の前にサルウィン時代に交流のあった懐かしい人物が出現し、右京と薫が再会をはたす前、つまり右京も知らない薫の過去が複雑に交錯するストーリーについて、水谷は「今回は亀山くんの過去が交錯する物語でもあります。彼がかつての教え子と再会するシーンは、右京としてもひそかに胸に来るものがありました」と語った。
寺脇康文(亀山薫役)は「僕は途中14年間、“休憩”をいただいていたので、この25年という長い年月を右京さん、つまり(水谷)豊さんが引っ張ってこられたのかと思うと、並大抵のことではないなと、ひたすら感服しています。ちなみに僕は誕生日が2月25日なので、“25”は大好きな数字。このシーズンには早くも愛着が湧いています」とコメント。
今シーズンの見どころ
今シーズンは現行連続ドラマで“日本歴代最長シリーズ”となる快挙を達成する。水谷は「昨シーズンで『相棒』は計465話に達しましたが、これは僕ひとりで成し遂げられる数字ではありません。スタッフ、キャストそれぞれがより面白い作品を目指して、それぞれの仕事を全うしてきた証です」と語った。
寺脇は「四半世紀にわたって豊さんが主導して“相棒ワールド”を築いてこられたわけですが、そこには“まぁいいや”というあきらめや妥協は一切なく、日々新鮮な思いで、新鮮な作品を届けようと奮闘してきた結果が、“今”に結びついているのだと思います」と述べ、「460話以上あるわけですから毎日1エピソードを見るとしても1年以上楽しめる…。そこがまさに『相棒』ならではの魅力であり、スケールだと思います」と語った。



