俳優の市原隼人が、フジテレビが運営する動画配信サービスFODで配信中の人気オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語』の完全新作オリジナルエピソード『人権逆転裁判』(26日午後9時配信)に出演する。市原が『世にも奇妙な物語』に出演するのは17年ぶりとなる。
番組史上初の音声AIキャラクター
本作は、市原演じる裁判長の神崎が、AI搭載スマートスピーカー「アレテ」が被告となる前代未聞の裁判を担当することになる法廷ミステリー。「アレテ」を演じるのは、声優・梶裕貴の声をもとに生み出された音声AIキャラクターの梵そよぎだ。劇中の「アレテ」の音声は、リモートで細かな修正を繰り返しながら事前に生成されたもので、何も知らずに聞くと梶裕貴本人が演じているかのように感じられるほどの仕上がりとなった。市原は「アレテ」の声が法廷に響く中で撮影に挑んだ。音声AIキャラクターの出演は、番組史上初となる。
前代未聞の裁判の行方
「アレテ」は、法廷で持ち主である増田孝彦(瀬口寛之)を殺害したと自白し、自らを“ひとりの人間として裁く”ように神崎に求める。検事の高瀬由理(内田慈)は「家電の誤作動による事故」とみなし、製造元の法的責任を問おうとするが、神崎は真実を追求するために「アレテ」を人間と仮定して、審理を進めていく。真実を追い求める神崎が、前代未聞の裁判の先にたどり着く“答え”とは。
市原隼人のコメント
市原はコメントを寄せている。「17年ぶりに、『世にも奇妙な物語』に出演させていただきます。今作品では、現代の我々が逃げられないテーマを掲げ、求めれば求めるほど遠のいていく答えを追求する作品であります。無機質な機械のAIが人道を手に入れる日を想像できますでしょうか?貴方の主体はAIに握られていませんか?共存なのか依存なのか、すでにAIに人生を握られているかもしれません。人類はルールや規律、秩序、多様な思想と共に様々な善と悪を生み出す社会をつくりました。文明の力によって命を延ばし未来を手に入れたと思っている我々は、文明の力に命を握られているのかもしれません。人間が人間を裁くのに限度はあるのか?裁判長を演じさせていただくにあたり、実際に裁判所に足を運び、言葉に表せないほど生々しい人間社会について深く考える機会をいただき、作品と向き合いました。『世にも奇妙な物語』の世界を是非お楽しみくださいませ」