作家の東野圭吾さんが亡くなったことを受け、大阪市北区のジュンク堂書店大阪本店には追悼コーナーが急きょ設けられた。約50作品が並べられ、多くのファンが訪れている。
自伝的エッセーに綴られた大阪時代
東野さんの自伝的エッセー「あの頃ぼくらはアホでした」(1995年)には、大阪で過ごした小学校から大学時代までが生き生きと描かれている。高校時代には推理小説に魅せられ、半年がかりで大学ノートに長編小説を書き上げたと記されている。
文士劇への協力と喜び
2024年には、黒川博行さん、朝井まかてさんら西日本在住の作家有志が大阪で66年ぶりに「文士劇」を上演。東野さんはデビュー作の学園ミステリー「放課後」の舞台化を快諾した。出演や来場はかなわなかったが、後日映像で鑑賞し、とても喜んでいたという。
ファンの声
学生時代からファンだという大阪府高槻市の会社員(47)は「登場人物の繊細な心理描写に圧倒され、読んだ後は何も手につかなくなる。新作も楽しみにしていたので残念です」と惜しんだ。



